【2万円の価値はあるのか?】東プレ REALFORCE 91UBK-S 購入レビュー【変荷重・静音・テンキーレス】

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PCを使用していて、一番触られ、酷使されるデバイス。
キーボード!!

多くの方は、元々PC購入時に付属してきた物や、2000円以内の有線キーボード。
ちょっと慣れてくると「ケーブル邪魔だなぁ」なんて思ってBluetoothモデルや無線モデルで5000円以内くらいのモデル。

マイクロソフトあたりで5000円くらいする有線モデルを見たりすると
「うわ!!キーボードの癖に高っか!!」
くらいのノリ。

まぁ多くの方って言うよりも私がそうでしたから(笑)

そもそも、今まで10年近く、ヤマダ電機で平積みで売られてた1000円の有線キーボードと苦楽を共にしてきた私。

キーボードなんてどれもたいして変わらんだろ?くらいのノリだったんですよね。

そんな私が

なんと約2万円のキーボードを買っちゃったお話。
興味のある方はお付き合いくださいませ♪


購入動機

実はつい先日、MacBookをデスクトップ運用するために、とあるキーボードを購入したのです。

キーも少なくてコンパクトなキーボードですが、これで約6000円ほどの品。

これが思いのほか打ちやすくて、もはや1000円キーボードには戻れなくなっていたわけですが・・・・。
このキーボードが俗にいう「変態配列」&「英語配列」。

ひょんなことからWindows機に戻ってきた際に、やはり配列的に多少の違和感を感じるわけですよ。

Windowsにこのキーボードをつなぎ直せば済む話ですが、やっぱめんどくさいし。
会社とかでPCいじるときに持っていくわけにもいかないし(笑)

よし!RealForceが多い。

HHKB Professionalは最強の呼び声の高いキーボードですが、基本的に「変態配列」なので、今回は見送り。

という事で、高級キーボード界ではHHKBと双璧をなすRealForceを購入したわけです。

種類など

このRealForce。非常に種類が多く、全種類紹介してたら1記事使い切っちゃいそうなくらい色々な種類が出ています。

分類すると

  • 英語配列 or JIS配列
  • テンキー有り or 無し
  • 押下荷重 変荷重 or 55g or 45g or 30g
  • ノーマル or 静音
  • 黒 or 白

これだけの項目の組み合わせがほぼ全種類揃ってるので、それはそれは膨大な種類がラインナップされています。

ということで、今回私が購入したのは

  • JIS配列
  • テンキー無し
  • 変荷重
  • 静音

という感じの REALFORCE 91UBK-Sとなりました。

上記の様に非常にラインナップが多く、買う際に間違いやすいため、製品一覧の記事も書きましたので興味のある方はどうぞ。

>>【高級キーボード】RealForceのラインナップが多すぎるので一覧表にしてみた。

外観チェック

汚れの目立たないブラックボディ。
実際持ってみると非常に重い筐体でして(1.2kgくらいらしい)、黒という色と相まって、非常に重厚。
重いおかげで、筐体自体が動いたり振動したりもありませんので「まるでデスクにキーボードが直接マウントされている」くらいの勢いで、安定しています。

そして実はこれ。
日本語配列ですがカナが印字されていません。
私の場合、生まれてこの方かな入力とかしたことありませんので、カナ印字なしでもまったく困りません。
むしろスッキリしててかっこいいですよね♪

カナが印字されていないので、普通だと「半角/全角」と表記されているキーも「E/J」表記。

「変換」「無変換」キーもアイコン。
「カナ」キーは「KANA」(これだけちょっとださいw)
全体的に非常に落ち着いたたたずまいのキーボードと言った印象です。

俗に言う「特殊キー」の類もすべて揃っていますので、BSとDeleteを併用するような方も問題なし。
独立したカーソルキーも使いやすいです。

配列自体も極めて一般的なJIS配列なので、一般的なキーボードから乗り換えても全く違和感なく使えると思います。

第一印象

世間のRealForceのレビューを見てると
「触った瞬間に異次元の感覚!」みたいな期待をしてたんですが・・・。

最初触った感想としては
「あれ?異次元ってほどじゃなくねぇ?」
っていう控えめな印象でした。

2万の価値なかったかなぁ?って軽く後悔しましたからね(笑)

なんでそんな感想を持ったかと言うと、わたくし結構ハードパンチャーでして、かなり強めなタイピングをする人なのでございます。
長年安物のキーボードで鍛えられてきましたので、指が常にフルパワーでキーをヒットするクセが身についておりまして、押下重量が45gだろうと60gだろうと、常に底まで撃ち抜くべし!!くらいの勢いでタイピングしちゃってたんですな(汗

ってなわけで、肩の力を抜いて、ソフトタッチにてタイピングをしたところ・・・・。

「おお!これは異次元!!」といまさらながら仰天したわけで(笑)

一般的なキーボードの音が「チャカチャカチャカ!!」って音だとすれば、RealForceの音は「ココスココココスコスコ!」って感じ。

安いキーボードだと「ココ!」の部分ではキーが反応するんですが、間の「ス!」の部分で反応してくれないんで、「コココココココココココ!」って一定の強度で打たないといけないんですよね。

ストロークが10あるとしたら3くらいで反応してくれるので、「スススススススッ」くらいの強さで打てちゃうんです。

これに気づかずに「常にフルパワータイピング」してると、RealForceの良さはわからないかもしれませんのでご注意を。

一週間ほど使った結果

使い始めた当初は「あれ?」って思ったものの、一週間も使うとこのタイピング感覚に慣れてしまいまして・・・。

安いキーボードだけを使っていれば、それが当たり前なので違和感がないのですが、RealForceを使ってから1000円キーボードに戻ると「なんかグニョグニョしたものを潰してる感覚」がすごく伝わってきて、指がいやな抵抗を受けてるのがわかります。

メンブレンキーボードの場合はグニョっと押してボヨンと戻ってくる様なノリ。

「徐々にRealForceに慣らされて、戻れなくなる」そんな感じでジワジワとこの軽さが効いてきます。

そして変荷重の効果もなかなか素晴らしい。
要は力が強い人差し指周りは55g。非力な小指周りは35gみたいな感じ。

やっぱり小指周りの押下荷重が軽いってのは、疲れ方が全然違います。

変荷重のせいで、ゲームなどで使用する際にWASDキーでの移動がやりにくいなんて話も見受けられましたが、個人的には全然気にならないですな。

まぁそこまでシビアな入力を求められるゲームをしてないせいもあるでしょうが、Skyrim程度のゲームであれば全く違和感なく使用可能だと思われます。

1/60秒の差が勝敗を分ける格闘ゲームなどをキーボードでプレイしようと言うような猛者の方の場合は、全キー45gなんて選択肢もありますので、そちらをどうぞ♪

まとめ

って事で我が家のガジェットに仲間入りした高級キーボードのRealForce。

鮮烈なデビューというほど、最初のインパクトはありませんでしたが、ジワジワと良さが染みてくるガジェットな様です。

見た面は全然普通のキーボードなのに、実は「羊の皮をかぶった狼」なRealForce。

使用一週間目にしてすでに「手放せない相棒」になってまいりました♪

最終的に「2万の価値はあるのか?」と聞かれたら・・・・・。
「一度経験したら2万の価値はある!ただ、体験しない方が幸せかもしれない」って感じですかね。

一般的なキーボードを10台くらい買い換えられる値段ですし、むしろ一度体験しちゃうと一般的なキーボードにストレスを感じる体にさせられてしまいますから(笑)

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