とまじ庵

TOMADIAの後日譚?

「Linux MInt 18 Beta」をEeebook(X205TA)で試してみた【常用可】

おはようございます。

少しベータ公開までドタバタしてる感のあった「Linux Mint 18」ですが、昨日あたりやっとベータが公開されましたね。

ASUS EeeBook X205TAが快適動作することを願って試してみました。


ライブUSB編

まずはダウンロード

まずは公開されたLinux MintのISOイメージをダウンロードします。

http://news.softpedia.com/news/linux-mint-18-beta-cinnamon-and-mate-editions-are-now-available-for-download-504975.shtml

上記ページの中段あたりのdownload Linux Mint 18 Beta Cinnamon and MATE editionsってのをクリックしましょう。

f:id:tomag:20160609071321p:plain

その後に飛んだページの左メニューから好みのエディションを選びます。
今回は軽さを求めて64bit版のMATE

f:id:tomag:20160609071432p:plain

回線速度にもよりますが、うちの場合は30分くらいで落ちてきました。

ブータブルUSBの作成

Universal USB Installerを使ってブータブルUSBを作成します。
Universal USB Installer - Easy as 1 2 3 | USB Pen Drive Linux

f:id:tomag:20160609073034p:plain

下記サイトよりbootia32.efiを入手。

https://github.com/jfwells/linux-asus-t100ta/blob/master/boot/bootia32.efi

さきほど作ったブータブルUSBの「/efiをコピー。

以上でX205TAでブートできるUSBをメモリの完成です。

起動

SHIFT+再起動→デバイスの使用 f:id:tomag:20160609073411p:plain

でUSBから起動します。

または起動画面でESC連打でブート選択画面からもいけたはず?

動作状況など

  • キーボード:正常に認識
  • 無線マウスで代用)
  • 無線LAN:無反応(無線子機で代用)
  • サウンド:無反応(元から諦めてる(笑)

こんな感じですね

タッチパッドに関しては、先代17.3や元になってるUBUNTU16.04では正常動作(二本指スクロール除く)していたので、ベータだからであることを願いたいところ。

UBUBTU16,04を試した時もデイリービルド時代は二本指スクロールできたのに、正式リリースになったらできなくなってたなんてこともありましたので。

今回は逆パターンで「正式リリースでは動くようになっていた」ってなったらいいなー(笑)

デュアルブートでインストールしてみた 【6/10追記】

ここまでは「ライブUSB」での起動時のものです。

ここからは実際インストールをしてみてからの状況。

インストール直後の動作状況
  • キーボード:問題なし
  • タッチパッド:問題なし(二本指スクロールOK)
  • 無線LAN:認識しない

ライブモードでは動かなかったMAC風?)なので多少面食らいますが、慣れれば無問題。
これで外付けマウスとおさらば出来ますね♪

インストール後特別なおまじないはいらない(笑)

そして特筆すべきは・・・。

X205TAではつきものだった、インストール後のGRUB周りの変更

これが不要になりました。

インストール時に「デュアルブートでインストールできますね!

(ただし、インストール時にネット接続されている事と「GRUBのインストールに失敗」するのでご注意を」

今まではX205TAへのGRUB書き換えてぇのって手順がめんどくさかったんですが、これで気楽にインストールできるようになりました(笑)

あとは無線LANさえ稼働できれば追加機器なしで起動できそうです♪(ただし音は出ない)

内蔵無線LAN認識【6/12追記】

無事に内蔵無線LANも認識完了です。

方法は…

Solid State Life: Asus x205ta にLinuxMintインストール&Wifi、MicroSD有効化(Ubuntu, Debianにも)

上記のサイトの方法にて。

ただ、公式ドライバではないので、幾分不安定なようで、このドライバ導入後はフリーズや起動失敗など頻発しております。

USBポートに空きがあるのであれば、内蔵WIFIよりも、小型ドングルの方が安定して使えるかもしれません。

ちなみに我が家でも実験的に内蔵wifiを有効にしたものの、速度的にも回線の安定性的にもドングルのほうが使いやすいのでそっちを使っています。

たぶんBaffaroあたりのドングルはLinuxで使える事例が多いようですが我が家のIOデータのドングルも挿しただけで安定して動いています。

I-O DATA Wi-Fi 無線LAN 子機 11n/g/b 150Mbps USBアダプター型 ブラック WN-G150UMK

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キーボードのアンダースコア問題

アンダースコアはキーボードマッピングの関係で日本語モードでは入力できないので、「キーボードレイアウト」に英語を追加してしのぎます。 f:id:tomag:20160612170841p:plain:w300

英語キーボードモードであればSHIFT+「ー」キー(ゼロの右側)でアンダースコアが入力可能です。

まとめ

結局のところ

  • 無線LAN子機
  • マウス

をとりあえずインストール用に用意しておいて

インストール→ドライバ導入まで行ってしまえば、とりあえずは追加機材無しでX205TAをLinux機として使えることになります。

現在もこの記事はX205TA+Linux Mint 18 Betaで、追加機材なしで書いてますよ♪

あとは音さえ出てくれれば完璧なんですが。。。それに関してはもう少しまたねばならぬようですね

しかし・・・音が出ない以外は、サクサク軽すぎてちょっとwin10には戻れないかもしれない(汗

まぁどうしても音が聞きたいときは小型USBスピーカーでも繋げばいいわけですし、問題ないかな(笑)

追記

それから一年後。技術の進歩で追加機材なしでできるようになった記事はこちら♪

https://tomag.hatenablog.com/x205ta_ubuntu_final