昭和40年台生まれから、今時の若者まで、広い層に支持されているガンプラ
マスターグレードモデル等は1/100スケール
パーフェクトグレード等は1/60スケール
非常にキリの良いスケールである。
しか~し!!
一番安い価格帯のアレ!!
1/144スケールって・・・。
なんでそんなに半端なん??
1/150とか1/120とかの方がキリよくねぇ?
実はモビルスーツ以外も半端なんです
プラモデルと言えば、車であったり飛行機であったり、戦車であったり。 では見てみましょう!!
車のプラモ。1/24スケールが多いですね。
戦車のプラモ。車より現物がでかいので1/48スケール
飛行機系。小型機だと1/72スケールあたり
共通点は?
それぞれ縮尺は違いますが、共通点が見えてきます。
そう!
どれも12の倍数
なぜすべて12の倍数なのか?
ヤード・フィート・インチ
日本では馴染みが薄い単位ですが、イギリスやアメリカではヤード・フィートなどが使われる事が多いです。
1ヤード=3フィート=36インチ
という換算になるので
- 1ヤードの実物を1インチで作れば1/36スケール
- 1フィートの実物を1インチで作れば1/12スケール
と言うスケールになり、12関係の数字が出没しまくる事になります。
たとえば1ヤードの大きさの実物を1/4インチサイズで作れば 1/144の縮尺になるということなんですね。
日本的にはキリが悪く見える144ですが、ヤード・インチ・フィートにあてはめると実にキリが良い数字ということになるわけです。
そんなわけで 1/72や1/36などは通称国際スケールと呼ばれています。
ガンダムの場合
ガンダムの身長がちょうど18m。
計算が難しいのでGoogleに計算してもらいました(笑)
インチ換算で708インチになります。
これを1/144スケールに縮尺すると!
約5インチ(約12.5cm)という、インチ的にもキリがよくて、大きさ的にもお手頃な縮尺になると言うことになるわけです。
まとめ
実際のところは「このくらいのサイズ感で作りたい」ってのが先にあって「あれ?これ国際スケールに当てはめたら、実際の兵器っぽくって、ちょうどよくない?」くらいのノリだったって話もありますが、この半端な数字にはそんな秘密があったようです。
逆に戦艦や鉄道模型になるとキリの良い数字のモデルが多くなるのも興味深いところですね。
ではでは♪
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