基本的に「Bluetoothスピーカーとかって機動性はよくても音質がなぁ〜」なんて思って敬遠していたものの、JBLのFlip4を買ってからというもの、すっかりBluetoothの利便性の虜になってしまったとまじぃです。
ということで、Flip4を買ってしまったのでBluetoothスピーカー界の雄である「Anker Sound Core」は経験せずにここまで来ちゃったんですよねぇ。
だって1万円超の「Flip4」を経験しちゃったあとに3〜4000円クラスの「Anker」を聞いたら絶対見劣りするにきまってるじゃないっすか。
そんな「JBL FLIP4」ユーザーであるわたくしの元に、とあるレビュー依頼が。
要約すると
米アマゾンで結構注目されてて、かなりな量売れてるんだけども、日本では全然知名度あがってないんで紹介してもらえないっすかねぇ?
ぶっちゃけAnkerには負けない自信あるっす!!
ふふふ・・・Ankerに勝てたとしても、私はFLIP4ユーザー。
はたしてどの程度健闘できるかな?
その勝負受けて立つ!!(某洗剤のCM風)
Tribit Audio
今回レビュー依頼をいただいたのは「Tribit Audio」さんという会社。
公式サイトはこちら↓
Tribit Audio Official Website
Amazon(日本)のストアページがこちら↓
TribitDirect @ Amazon.co.jp
代表的な製品が今回レビュー依頼をいただいたXsound GoというBluetoothスピーカー。
他にもBluetoothヘッドホンやBluetoothイヤホンなど幅広く取り扱っているオーディオメーカーさんです。
アメリカではかなり知名度が高く、米有名サイトの「コンパクトスピーカーベスト15」にも選ばれています。
https://nymag.com/strategist/article/best-portable-speakers-bluetooth.html” width=”300″ height=”150外箱&付属品
こんな感じの外箱。
いたってシンプルです。
付属品もいたってシンプル。
各国語(日本語含む)説明書と充電用ケーブルのみ。
スペック詳細
仕様 | ー |
---|---|
カラー | ブラック |
Bluetoothバージョン | V4.2 |
Bluetoothプロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
ドライバサイズ | 2 x 40mm、1 xパッシブラジエータ |
出力電力 | 2 x 6W |
S/N比 | ≧80dB |
周波数特性 | 85-20KHz |
バッテリー | 3.7V、4400mAh |
音楽再生時間 | 最大24時間(音量レベルとオーディオコンテンツによって異なります) |
充電時間 | 4時間@ 5V / 1A |
入力 | DC 5V / 1A |
寸法(H×W×D | 56×59×170(mm) |
重量 | 380g |
40mmドライバ2基とパッシブラジエーターの組み合わせ。
大きさに割には重量もそこそこあるので、安定した音が鳴りそうな予感がいたします♪
そしてIPX7相当の防水性能もあるので、風呂や水辺のキャンプでも安心して使用できるようです。
外観チェック
本体正面から。
この面にスピーカーユニット&パッシブラジエーターが搭載されているわけですが、メッシュの奥にうっすら見える程度。
上部には操作系ボタンが並びます。
奥から順番に
- 電源ボタン
- Bluetoothペアリングボタン
- 再生停止ボタン
- 音量ボタン
本体背面はゴム製の蓋があり、その中に端子類が格納されています。
この蓋をきちんと閉めておかないと防水性能なくなっちゃいますから、気をつけましょう。
ゴム製の蓋をあけると充電用のMicroUSB端子と外部入力用のAUX端子(ステレオミニ)がお目見え。
AUX端子搭載なので、Bluetoothに対応していない旧型のipodなども接続可能なのは嬉しいポイントですね。
JBL FLIP4と並べて見ました。
FLIP4も防水なのですが、メッシュ部分が布っぽい材質なので濡らすことに抵抗がある感じ。
Xsound GOは全体的に硬質な素材なので躊躇なくザブン!!といけそうです(笑)
幅はほとんど変わらないのですが、FLIP4がまんまるなのに対しXsound Goはエッジの効いたデザインなので、持った感じは一回り以上小さく感じます。
重さもFlip4が500g超に対し、Xsound Goは380g。
操作系はだいたい同じ。
ただFLIP4の場合ペットボトル形状なので、転がってしまってどっち向きになるかはその時の気分次第。気づくとスピーカー部分が下を向いたり、後ろ向きになっちゃったりと、結構苦労させられます。
そういう面ではXsound Goの安定した形状はほんと安心。
っていうかFLIP4に問題があるだけの気もするけどw
肝心の音質は
ということで、さっそく鳴らしてみました。
まずは高音。
結構抜けも良い感じで、ギターのカッティングやシンバルの音などもキレイにならしてくれます。
小口径ならではのキレのある高音といった印象。
次に低音。
中央部に搭載されたパッシブラジエーターのおかげで、このサイズ感からは想像していなかった低音が出てきたので、かなりビックリしました。 たださすがにこのサイズで頑張って低音を盛っているので「無理してる感」は多少あるのはしょうがないところ。 キレのある低音というよりいささか「ブーミー」な感じかな?
FOSTEX系スピーカーが好きな人には向かないけどBOSE好きな人は好みかも(笑)
そして中音域。 これはFLIP4との比較になってしまうんですが、やはりパッシブラジエーターが真正面にあるせいなのか、高音と低音に押されて中音域が幾分引っ込み気味な印象(使い込んだら変わるかもですが)
FLIP4はパッシブラジエーターが左右側面。中高音域と分離しているおかげで結構中音域が引っ込まず聞きやすい。
特に大音量時はこの差が顕著になります。
ここらへんはコスト面や内部構造、そして「想定される使用用途」の違いでしょうがないところですね。
総評
ということで実際使ってみた印象ですが
全然あり!!
この一言に尽きます。
今回は意地悪してFLIP4と比較してしまいましたが、価格比3倍のFLIP4と比べてもほとんど負けていないと言うのはこの価格帯では驚異的。
ましてやFLIP4が12時間駆動に対してXsound Goは24時間駆動。
FLIP4は良くも悪くも「音量上げて広い部屋でガンガン鳴らす」的な状況で真価を発揮するスピーカーなのに対し、Xsound Goは「パーソナルスペースで心地よく聞く」感じの音質なんですよね。
ノートパソコンのサイドに置いて使うとか、スマホで音楽を聞く時に使うとかそういう用途には最適。
すでに我が家のMacBook Proでの音楽鑑賞用に活躍しております。
(FLIP4はこういう使用用途だと聞き疲れする音質なので)
ってか3500円(5/27現在)でこの音質が手に入るとか良い時代になったもんだなぁって感じです♪
Ankerは使ったことないんで比較できませんが、たぶん・・・負けないと思うよ・・・たぶんだけど。
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