オープンイヤーイヤホン「SOUNPEATS GoFree2」|ながら聞きコスパ最強かも

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当ブログ「TOMADIA」ですが ガジェット系ブログと銘打ってはいますが 実はオーディオ系のネタも結構扱っていたりします。パッと思いつくだけでも

そんな記事をたまたま見かけてくださった イヤホンメーカーさんから 今回製品レビューの依頼をいただきました🌝

とは言え 正直レビューがモットーのTOMADIA。数年前には国内外の数々のガジェットのレビューを依頼されていたものの、悪いところは歯に衣着せぬ感想を書いてしまうため徐々にレビュー依頼も減っていき…

今となってはうちにレビュー依頼をしてくださる会社さんは「かなり勇気がある」もしくは「商品にかなり自信がある」のどちらかとなってしまいました(笑)

さて今回の製品はどっちなのか?お楽しみに

目次

「SoundPeats GoFree2」というオープンイヤーイヤホンです

そんなこんなで もったいぶっていてもしょうがないので今回レビュー依頼をいただいたメーカーさんと製品を紹介させていただきます。

今回のイヤホンメーカーさん!! 実はイヤホン界隈ではかなり有名かつ評判も上々のSOUNDPEATSさん。

日本の大手家電量販店でも軒並み取り扱っているという安心感はかなりの信頼度。

過去に謎で無名な中国メーカーさんからノイキャンヘッドホンのレビューを受けたことがあったんですが ノイキャン性能はよかったものの 音質がとんでもなくて酷評記事しか書けなかったって事があったんですが、今回はその心配もいらなそうです。

かなり多種多様なイヤホンをリリースされているSOUNDPEATSさんですが 今回は11月末に日本発売の「GoFree2」を提供していただきました。

今どき流行りの「耳を塞がない」タイプのオープンイヤー型となっております。

製品仕様

それでは順番に見ていきましょう。まずは製品スペックから。

SOUNDPEATS GoFree2 スペック表
タイプワイヤレス
形式オープンイヤー型
装着方式耳掛け
本体操作タッチ
ドライバー方式16.2mmダイナミックドライバー
再生周波数帯域20Hz-40KHz
対応コーデックAAC/SBC/LDAC
BluetoothバージョンBluetooth5.3
BluetoothプロファイルA2DP 1.3、AVRCP 1.6、HFP 1.7、SPP 1.2、GATT
最大持続時間(単体)9時間
最大持続時間(本体)35時間
重量 (単体)9g
重量 (本体)71g
サイズ (単体)49.84*38.56*22.24mm
サイズ (本体)84.4*65.3*28.9mm
充電時間 (単体)1.5時間
充電時間 (本体)2時間
充電コネクタUSB Type-C
ENC通話ノイズリダクション対応
マルチポイント対応
低遅延ゲームモード対応
専用アプリ対応
防水性能IPX5

前述した通り タイプとしては「オープンイヤー型」。イヤーフックで耳の上部に引っ掛ける形で 発音部分が耳の中心に位置する形になります。

ドライバーの直径は16.2mm。そもそも耳の中に入れない前提で作られているおかげで大口径のドライバを採用できるのはアドバンテージです。

稼働時間はイヤホン単体で9時間。ケース併用で35時間。一般の使用用途では全く困らない持続力です。

対応コーデックも「AAC/SBC/LDAC」となっており iPhone Androidどちらでも高音質で聞けるコーデックに対応しています。

マルチポイントや低遅延モードなど いわゆる「かゆいところに手が届く」機能も搭載。

少なくとも「スペック上」はかなり期待できそうな仕様となっております。

開封&外観

では実際の製品を見ていきましょう。

まずは箱から。低価格帯のイヤホンだと うす~いペラペラな箱だったり プラスチックのブリスターパックだったりしますけど GoFree2の箱は いわゆる「Apple製品系」の箱。

蓋をあける時に気密性が高いので ゆ~っくり開いていく あのタイプです。この手の箱だと開ける前からテンションあがりますよね(笑)

箱を開けると充電ケースが出現。インナーイヤー型に比べると本体サイズが大きい(イヤーフック搭載なので)充電ケースも一回り大きめです。

あれ?説明書入ってなくねぇ?って一瞬思ったものの よく観察してみると「蓋の裏」これまた タイトに収まっておりました。パッケージにこだわってる製品 ほんと好き(ガジェオタにありがちな性癖ですw)

収納&充電ケースはこんな感じ。大きさは…う~ん 例えづらい大きさだけど…アヒルの卵くらいです(もっとわかりにくいw)

さすがに「アヒルの卵」は説明としては不親切なので iPhone 8に載せてみた感じがこんな大きさです。
まぁ 普通にバッグの中でもポケットでも邪魔にならずに持ち運べる大きさです。個人的にはあまり小さすぎると無くしやすかったりバッグの中で行方不明になっちゃったりし辛いので このくらいの大きさの方が好きです🌝

ケース背面には充電用のUSB-Cポート。ワイヤレス充電とかには対応していないのでご注意を。

あ!そうそう。USB-Cケーブルとか充電アダプタとかは同梱されていませんので ご自身でご用意ください。と言っても某りんご社製みたいにライセンス料でボッタクリ価格なわけでもなく ケーブルもアダプタも100円ショップで買えちゃいますから同梱されていないのは特にデメリットではないかと

続きましては蓋をあけてケースの内部。イヤーフック型の本体がコンパクトに収まっています。マグネットで吸着してくれるので収まり具合もグッド。

ちなみに開封直後は充電端子に絶縁シールが貼られています。これを剥がしてからケースに戻すと自動的にペアリングモードに移行します。説明書にも書いてありますが「読まない派」の人は はがすの忘れないようにしてください。一生使えません(笑)

本体はSOUNDPEATSの「S」をあしらったロゴが。この部分がタッチセンサーになっていて 音量・再生・停止・長押しで各種動作モード変更などに対応しています。

結構いろんな機能がアサインされているので最初は説明書を見て覚えるのに一苦労しそう。まぁ数日使ってれば覚えるけどね。

別角度から撮った写真がこちら。これで裏表3枚の写真をご覧いただきましたが 実はこのイヤホン LRの表示がありません。

実際に装着してもらえばわかりますが「逆向きに装着しようとしても装着できない形状」なので 慣れればなんの問題もありませんが 最初は「え?どっち?」って戸惑うかも

音質&装着感&音漏れ

外観写真を見てもらったあとはいよいよ音質。

スマホ PCなどで色んな曲を聞いてみた感想ですが…

とまじぃ

思ってたより数倍いい音!!

私の場合 ブロガーなんて稼業をやらせてもらってるわけですが 記事を書きながら音楽を聞いたりって場面は結構多かったりします。 ただし 家族も一緒に住んでますんで スピーカーで大音響で聞くとか 完全に耳を塞いで一人の世界に没頭するとかはできません。

なので 今までにも 骨伝導のSHOKZ OPENMOVEとか

音導管のSONY SBH82Dとか

色々と「耳を塞がないイヤホン」を使ってきたんですが 結局「耳を塞がない代わりになにかを我慢する」って部分はあったんですよね。音質であるとか装着感とか。
骨伝導なんかだと音量あげるとコメカミが振動でムズムズするとか ありますからね(涙

ところが このGoFree2の場合 「耳を塞がない快適な装着感」と「音質」を両立できてるのがすごいところ。

音質のたとえがむずかしいんですが…そうだなぁ iPhoneに昔付属でついてきた 有線のEarPodsってあるじゃないですか?インナーイヤー型のイヤホン。
だいたいあのくらいの低域&高域って感じ。

さすがに最高級のカナル型には低音感なんかではかなわないけれど 普段聞きには全然及第点…というか必要十分な高音質。

高域もヌケがいいですし 低域もタイトになってくれますし。

作業中のBGM用なんて最適中の最適って感じですね。 実際わたしも ブログ記事書きながら かれこれ4時間くらい装着してますけど 「あれ?スピーカーで聞いてたっけ?」ってくらいには 装着感皆無だし イヤホン特有の「耳の中でなってる感」もありません。聞こえ方としては イヤホンというよりも スピーカーに近いんじゃないかなぁ?

ただし 一個注意点が。

オープンイヤー型でなおかつ 大口径ドライバを採用ってことも相まって…

とまじぃ

音漏れはそこそこでかいです

スマホの音量が真ん中超えたくらい(10中の6くらい?)の音量になると 静かな部屋であれば 周りの人も何を聞いているか把握できる程度には音漏れします。最大音量とかだったら 小型スピーカーなの?ってくらいよく聞こえます(笑)

そんな感じなので 図書館とかの静かな場所での利用とかには向かない感じ。空いてる電車内とかなら走行音でかき消されるから大丈夫でしょうけれど 満員電車などなら隣接した人には丸聞こえなので使用はやめた方が良いと思います。

使用用途としては

  • 他の人がテレビとか見てる部屋で使う
  • ウォーキングやジョギングのお供
  • 作業BGMで使いたいけど周りの物音にも気を配りたい

そんな感じで 家庭用や運動時での使用が主になりそうです。

機能面

では最後に機能面のレビュー。順番を追って説明します

イコライザー

SOUNDPEATSというアプリを使用すると各種設定が可能。その中にイコライザー設定もあります
(このアプリに関して 説明書の記述が簡素すぎ&わかりにくいのはマイナス点かも)

プリセットから選ぶことで簡単に自分好みの設定が可能。

オープンイヤー型ということで 低音強め系(低音強調やロック・ポップ系)の方が相性が良い印象。

もちろんこだわる人は周波数帯ごとに自分で設定することも可能です。

そしてもう一つの目玉機能が「アダプティブイコライザー」という機能。

1分程度の「聴力検査」みたいな行程を行うと その際の「聞こえ方」から自動的にEQを設定してくれる機能です。

カナル型とインナー型 そして オープン型では 高域や低域の聞こえ方はどうしても変わってきちゃいますから スペックではなく「実際の聞こえ方」で調整できるのは素晴らしい!!

下の画像は実際に私がテストした際に設定されたイコライザーですが「低域マシマシ&高域ちょいたし」みたいなドンシャリEQになりました。
このくらいのEQの方がシャキッとした音質になるんで個人的には好みです。デフォ状態だと結構マイルドな感じに聞こえるので(個人の好みにもよる)

マルチポイント&LDAC&ゲームモード

続いてはマルチポイント接続。要は複数のスマホだったり スマホ+PCみたいな複数台接続ができるって事。

で!このマルチポイント接続はLDACとの排他利用となってるんで注意が必要です。たぶんマルチポイントにしちゃうと高音質コーデックであるLDACの帯域が足りなくなっちゃうとかそっち系の理由でしょうか?

出荷時の設定では 「LDAC→有効 マルチポイント→無効」という設定になっているので マルチポイントが使いたい人はSOUNDPEATSアプリから設定を変えてあげないとマルチポイントが使えないのでご注意を。

逆に「複数機器では使用しないよ」って人はマルチポイントはオフにしておきましょう。iPhoneの人はAACコーデックで接続されるんで問題ありませんが Androidなどを使用している人は マルチポイントが有効だとLDACがオフになってしまい 結果的にSBCでの接続になってしまいます。せっかくの高音質コーデック対応なのでそれではもったいないですから♪

マルチポイント接続の設定は 特に別のボタンを押すとかそういう複雑なこともなく

  1. 一個目の機器を接続
  2. 一個目の機器を切断(解除じゃないよ)
  3. disconected!!って言われて 再びペアリングモードになる
  4. 二個目の機器を接続
  5. 一個目も再接続

これで 勝手にマルチポイント(複数接続)してくれます。簡単すぎて拍子抜けするほど簡単でした(笑)
(他のメーカーだと ペアリングボタン長押しして そのあと別ボタンとペアリングボタンを再び長押みたいな面倒な手順が必要だったりするんです)

まとめ

では最後に 今まで書いてきた ここがグッドポイントとイマイチポイントをまとめてみましょう

ここがグッド!イマイチ
装着感がほぼない
低域も高域も必要にして十分
イヤホンぽくない鳴り方
稼働時間も長め
アプリの説明が雑
イコライザー設定がほぼ必須
マルチポイントとLDACが排他
音漏れがデカ目

はっきり言って通勤やカフェ 図書館など向きではありませんが エクササイズや家庭内での使用では非常に快適に使える製品です。

実際の私の使用場面で想定すると

  • 朝の犬の散歩時
  • 趣味でやっている家庭菜園作業時
  • サイクリング時
  • ブログ執筆時のBGM

などなど。

音は聞きたいけれど 外音を遮断はできないような使用場面って少なからずあるんで そういう時に活躍してくれそうです。

今まではOPENMOVE使ってたけど あれって結構首周りの部分がパーカーとかのフード部分と相性悪くて困ってたんだよね。そこそこ重いし。

ってことで 今後はたぶん このGoFree2がいろんな作業のお供として使われる未来が見えています。ちなみにこの記事もGoFree2でSpotify聞きながら書いてますし(笑)

そんなこんなで先行レビューをさせていただいたわけですが この SoundPeats GoFree2は11/22に発売となっております。

SoundPeats様より 5%OFF クーポン をいただいていますので Amazonでご購入の際には下記のクーポンコードを使っていただくとお得にゲットできます(発売日から1か月間有効)

クーポンコード:GOF2BK5BG1

この機会にぜひどうぞ~ (^_^)v

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