ちょうど先日の記事でサウンドカテゴリーを新設しました〜ってな記事を書きました。
そんなドンピシャなタイミングでオーディオメーカーさんであるOneOdio様より ヘッドホンのレビューのご依頼をいただきまして。
とはいえ たとえレビュー品を提供いただいたとしても 忖度のないレビューが心情の我がブログ。今回もぶった斬っていこうと思います😆
製品スペック
箱に表記されていいる製品の詳細スペックがこちら
OneOdio Focus A5 仕様表
項目 | 仕様 |
---|---|
ブランド | OneOdio |
モデル | OneOdio A05 Pro |
製品名 | Focus A5 |
バッテリータイプ | ポリマー |
ドライバー | 40 mm |
Bluetoothバージョン | 5.4 |
通信範囲 | 10 m以上 |
充電ポート | USB-C |
Bluetooth対応 | HFP/A2DP/AVRCP/A2DP/BLE/SPP |
周波数応答 | 20 Hz-40 kHz |
オーディオテクノロジー | AAC/SBC/LDAC |
無線周波数帯域 | 2400 MHz–2483.5 MHz |
電池タイプ | リチウムポリマー |
入力 | 5V ≒ 600 mA |
バッテリー仕様 | 600 mAh、3.7V(Typ) |
充電時間 | ≈1.5時間 |
再生時間 | ≈75時間(ANC オフ)、≈45時間(ANC オン) |
パッケージ内容
- OneOdio Focus A5 ハイブリッドANCヘッドホン × 1
- USB-C充電ケーブル × 1
- ユーザーガイド × 1
梱包&付属品
まずは製品の外観と付属品から見ていきましょう。
外装はこんな感じ。なかなか高級そうな箱に入っています。主な仕様なんかも確認できますね。 LDAC対応で75時間連続再生だと??? 三日間ノンストップでイケるとかすげぇな‥
箱を開けますと丁寧に長い袋に入って梱包されています。安いヘッドホンとかだとなんかチープなプラスチックで厚紙を挟んだみたいな? なんだっけ ブリックパックっていうんだっけ?あんなに入ってる事も多いんですが さすがそこそこのお値段のヘッドホン。梱包も丁寧です。
付属品はUSB-C to USB-Aのケーブルと説明書のみ。充電器などは家庭にあるものを流用することになりそうです。
製品の外観。
右部分に各操作ボタンが集中しています。 電源(機能ボタンも兼ねる)、ペアリングボタン、ノイズキャンセリングモード切り替えボタン、音量 などなど
(機能的な説明は次章にて)
充電用のコネクタも右にあります。
対して左側は何もありません。基本的に右手で操作するので 無駄に左右に操作系が分かれていないのは好感が持てる仕様ですね。
イヤーカップ部分は90度回転するのでコンパクトに平たくなりますので 持ち運び時もかさばらないのは嬉しいところ。
機能面など
では機能の方を見ていきましょう。
LDACコーデックに対応
高音質系コーデックはLDACに対応。主なAndroid系スマホ(pixelや GALAXY、Xperia、AQUOSなど)は概ね対応しているので高ビットレートの高音質試聴がが可能になります。
残念ながら iPhoneやMacなどはAACのみ対応なので SBCコーデックでの接続になってしまいます。Windowsは別途ドライバを入れればLDACに対応できるとのこと(未確認)
ANCボタン
ANCモードは、電源を入れたときにデフォルトでオフになっています。
ANCボタンを一回クリック:透過モード
ANCボタンをもう一度クリック:ANCモード
ANCボタンをもう一度クリック:ANCモードの解除と通常モードへの復帰。
ANCがオンの状態で:ANCボタンをダブルクリックして、AIベースの適応型ノイズキャンセリングモードに入ります。
といった感じでループして切り替わります。
多機能ボタン(電源ボタン)
多機能ボタンを一回クリック:再生/一時停止
多機能ボタンをダブルクリック:音声アシスタントを起動
多機能ボタンをもう一度ダブルクリック:音声アシスタントを解除
ボリュームダウンボタンを2秒間長押し:前のトラックへ移動
ボリューム・アップ・ボタンを2秒間長押し:次のトラックへ移動
音量ダウンボタンを一回クリック:音量ダウン
音量アップボタンを一回クリック:ボリュームアップ
ANCボタンを2秒間長押し:音楽モードとゲームモードの切り替え
音質など
ではでは 肝心の音質面
結論から言うと
- ノイズキャンセルはそこそこ優秀
- 高域、中域は及第点
- 低域はいわゆる「団子状態」
こんな総評になります。
では1項目ごとに解説していきます。
ノイキャンは優秀
一般的なイヤホンと違いオーバーヘッド型と言うこともあり 元々が外部音が入ってきにくい構造。そこにさらにノイズキャンセルがかかるので かなりの遮音性があります。
我が家で色々試しましたが
- 家族がドライヤーをかける音
- 家の前の県道を走る車の音
などは 装着時に気にならない程度には緩和してくれるので かなり性能は良いと思います。
当方田舎住みなので 電車内や都会の雑踏などでは試していないので そこら辺はわかりません😆
なお 通常ANCと適応型ANCの違いは…私の耳では聞き分けられませんでした😅
騒がしいところで集中したい様な場合 静かな曲を聞いていてもかなりの静寂が訪れるのでこれはかなり優秀です。
高域、中域は及第点
続いては高域と中域。
これに関しては 高いところもキラキラとキレイに出ていますし、中域の女性ボーカルなども艷やかに鳴らしてくれるのでリスニング用として全然使える印象。
モニター系ヘッドホンの様に特別解像度が高いとかそういう目立った部分はないものの キンキンして耳が痛くなるとかモコモコしてボーカルが引っ込むとか そういうおかしな部分は特に感じられません。
静かめの曲調や 楽器少なめのジャズ系とかであれば ノイキャンとの性能とも相まって 静寂の中で良い感じに鳴らしれくれます。(MUJIとかでかかってる曲とかおしゃれなカフェでかかってそうなBGMとかね)
低音域が団子!!
とここまでは 良いことばかり言ってきましたが、低域に関してはお世辞にも良い音とは言えません。
EDMとかヘビーなロック系とか 今どきだとYOASOBIだとかKing Gnuだとか。そっち系の「いわゆるベースもバスドラも結構強めに鳴ってます」系の楽曲だと もう低音がすべて団子状態で聞こえてきます。
ベースもバスドラも全部まとめて 「ヴォン ウォン ゾン!ゾゾん!」みたいな鳴り方。 さらにノイキャンをかけると この低音の団子かつ篭ってる状態がさらに倍加する感じなので せっかくの高域、中域が 低域に埋もれてしまって台無しになります。
低音の解像度はもう少しどうにかしてほしかったってのが本音ですね。
まとめ
そんな感じで 今回OneOdioさんから ご提供いただいた Focus A5。
オールジャンルなんでも聞けます…的な音質ではないってのが正直なところ
用途としては「高性能なノイズキャンセリングで作られた静寂空間で 静かめの曲を聞きながら作業に集中する」 みたいな使い方がおすすめかな?
今もこの記事を書きながら Focus A5でSpotifyのJazzチャンネルを聞いていますが、背後で家族がミシンがけをしていたり 県道を走る絶え間ない車の走行音なんかがある環境にもかかわらず 私の耳は「小洒落たカフェの静かな快適空間」と貸してますから😁
ということで!!
「あんまりヘビーじゃない静かめ曲や トーク系では活躍するヘッドホン」ですが「重低音系の曲や迫力系の映像作品とかだと 低音が邪魔をする」 そんな ヘッドホンです。
今回OneOdio様より15%オフクーポンをいただいているので通常よりお安く入手できますのでこの機会にぜひ♪
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