とまじ庵

TOMADIAの後日譚?

ESCAPE R3のタイヤを「Panaracer パセラ ブラックス」に履き替えてみた。

GIANTのクロスバイクであるESCAPE R3。

2017年の3月初頭に購入したのでかれこれ2年のつきあい。

その間に3000kmくらいは走ったわけですが・・・タイヤがね・・・。


タイヤが結構ボロボロ

もともと純正でESCAPE R3 2016に装着されているタイヤがこちら

 

2017年モデル以降はあまり評判のよくない格安タイヤのKENDAに変更された模様。

で・・まぁ現在の販売価格が3000円前後なんでそこまで悪いタイヤでもなさそうなんですが・・・。

穴だらけ(涙

ぶっちゃけて言ってしまうと「耐パンク性能」がほんとうにクズ。

空気圧には気を使って管理していたので、いわゆる「リム打ちパンク」は一切なかったんですが、貫通系のパンクは日常茶飯事です。

ちょっとしたものを踏んだだけですぐにパンクするんで安心してロングライドとかできない状態なため、常にサドルバッグには予備チューブを2本積んでた程度にはよくパンクしてくれました(笑)

基本的に「スローパンク」が多かったので、ライド中に空気が抜けた・・・的なパターンよりは「3日後に乗ろうとしたら空気が抜けてた」的なパターンが多かったですね。

ひどいときには「一週間後に乗ろうとしたら前後輪ともにパンクしてた」なんて事もありました(涙

ということでタイヤ交換です

一般的なロードやクロスバイクのタイヤの寿命は3000~5000Km(製品による)または2年と言われてます。

距離的にはもうちょいイケるかな~?とも思ったのですが、さきほどの写真を見ての通り結構表面がボロボロ。

もう思い切って替えちゃうか~って事で新調することに。

候補にあがっていたのは以下の3銘柄

 

 

 

結構悩んだんですけどね~・・・。

前後輪ともに替えるとなるとシュワルベのマラソンだと8000円。

ツーキニストでも6300円ほど。

本体価格40000円強で購入したESCAPEですし、あまり高いタイヤっていうのも不相応というもの(笑)

ってことでダメ元でパセラブラックスに決定~~~~♪

いや・・安物買いというよりも意外に世間の評判がよかったからですからね(真剣

パセラブラックスのAmazonレビューはこちら

いざ交換です

まぁ普通の交換作業なんで特筆することもないんですが、あえて伝えておくとすると・・・。

たぶん今まで見た中で一番大きいダンボールで届きました(笑)

大きいと言っても厚さは3cm程度なんでアレですけれども、折り曲げたりしない状態で配送しようという心意気に感謝です。

交換してみた感想としましては・・・・。

純正タイヤであるMAXXISに比べて5倍くらいハマらない。

このタイヤを買おうとしてる人はまじで覚悟しておいてください。

MAXXISが柔らかすぎるのかもしれませんが、素手でハメられる人はたぶん怪力です。

おかげさまでタイヤレバーの使い方を誤ってハメてしまったために、チューブを挟み込んで穴を開けてしまいました(涙

慣れればそんなヘマはしないんですが・・・初めてこのタイヤを体験する方は私と同じ失敗をしないように慎重に作業を行ってくださいまし。

ってことで色々やり直したりして紆余曲折もあったため、前後輪交換に一時間ほどかかって無事(?)に交換終了!!

パセラのロゴの黄色が眩しいです♪

パセラブラックスはマイルド&タフ

ということで交換後すぐに40kmほど試走に行って来ました。

ざっくりと乗った感想をまとめると

  1. 純正タイヤに比べて100g以上重いけれど、重さはあまり感じない
  2. 純正より適正空気圧が低いせいか乗り味がマイルド
  3. 路面の凹凸や砂利などへの反応がピーキーではない
  4. 安心感が純正の倍くらい(個人的感想です

こんな感じ。

重さに関して

換装後にESCAPEを持ち上げた際には「あ~・・さすがに両輪で300g増えたんでちょっと重くなった感はあるなぁ」とも思いましたし、「走り出しがちょっと重いなぁ」とも思いましたが・・・。

5分も走ればなれる誤差。

むしろ「回りだしたら惰性で回る」ので、巡航は純正より楽かもしれない。

マイルド加減

ゴム部が厚いせいなのかわかりませんが

MAXXIS→120PSI(8.1bar)
パセラ→7.3bar(106PSI)

って感じで推奨内圧がMAXXISより低め。

おまけに純正のMAXXISの場合「ある程度空気圧を上げないと挙動が不安定」なタイヤだったんで常に100PSI前後(689Kpa)はの空気圧で走ってたんですね。

ところがパセラの場合、最大7.3barですが、8割強の600Kpa弱でも普通に運転しやすい状態。

結果路面からの突き上げはもちろんロードノイズも静かに。

路面からの反応

純正MAXXISの場合、路肩のグレーチングや側溝の蓋、はたまたアスファルトのひび割れや歩道の段差など結構気を使うタイヤでした。

ドガガン!!っていう突き上げ感もありましたし、段差に進路をもっていかれる感も結構ありました。
(進路に対して角度の浅い溝や段差って結構怖いんですよね)

ところがパセラの場合は、適度な弾力で段差も障害物もいなしてくれる感じで非常にマイルド。

かなり荒れた舗装でも、実際に体に伝わってくる振動はMAXXISの5割減・・・くらいなノリです。

安心感

純正MAXXISの場合、ライド後にタイヤをチェックすると「なんか細かい石や砂利が無数に食い込んでる」場合が多かったんですよね。

ゴムの質とかもあると思うんですが「あ~たぶんこれがさらに食い込んだらパンクするんだろうな~」ってのが容易に推察できるレベル。

しかしパセラの場合、そういう「食い込み」が皆無。

ゴムの硬さなのか?それともゴムの厚さ?

専門的なことはわかりませんが、「あ~これはたぶんパンク減るわぁ・・・」ってのが実感できる安心感です。

まとめ

そんな感じで初のタイヤ交換はパセラブラックスとなりました。

 

ツーキニストやマラソンと違い「耐パンク層」的な膜は入ってないのですが、ゴム自体が厚いので結構耐パンク性能も高い模様。

おまけにこちらの記事によれは4000Km走ってもまだ溝が残ってるとのこと。

予算に余裕があったりパセラあたりがちょうどよいのかな~と思っております。

まぁあれです。私の話だけでは信憑性も薄いでしょうし、パセラを買った方々のレビューでも眺めてみてください(笑)

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我が家のチャリ利用頻度だと・・たぶん3~4年は使えそうな予感。

コスパ良すぎなタイヤですね♪