とまじ庵

TOMADIAの後日譚?

西野亮廣のオンラインサロンに入会して一ヶ月の感想とか

昨年年末。カレンダーの並び的な問題でちょっと早めの正月休みが始まった12月25日。 公開2日目の10時の回にえんとつ町のプペルのを観てきました。

プペル。普通にいい映画ですよ?

世間では西野信者しか褒めてないとかひねりがないとか言われていたりもしますが、信者でもなんでもない私のとしては「全然普通に良い映画だった」という感想。

世間的に平和で退屈でぇ…みたいな情勢であれば逆の意味で「スペクタクル&大どんでん返し&バイオレンス&サスペンス」みたいなのがウケるんでしょうが、こんなご時世の中わたしたちが求めているのは「当たり前にがんばった人が報われる」という王道ストーリーなのです。

  • 8時40分になったらかならず黄門様が印籠出してハッピーエンド!!
  • 遠山の金さんは絶対最後に桜吹雪を晒しておうおうおう!!?

そういう予定調和の「わかっているストーリー」を安心して観たいんですよ。

西野亮廣エンタメ研究所に入会

まぁそんなこんなで プペル鑑賞中に5回ほど涙腺が崩壊したわたしですが、鑑賞して帰宅後 速攻で「西野亮廣エンタメ研究所」に入会いたしました。

別に「西野教団」に入信したくなったとかそういうのではなく、単に「色々おもしろそうな事をやり続けてる人のリアルタイムの状況を見てみたい」とという好奇心からですね

月額約1000円で 毎日西野亮廣が書く2〜3000文字の記事が読めると言うのが主な内容。 今でこそプペル公開中で映画絡みの話が多くはなっていますが 我々ブロガーとしてもためになるような「一般的なサービス提供者」としての話も多々あったりして、下手なビジネス書読むより全然参考になる話も多いので、これで月額1000円なら逆にコスパいいんじゃねぇ?という感じです。

実際色んな記事を参考に このブログも改良し続けてますけど、若干(3割位)訪問者増えましたからね(笑)

まぁこんな風に「西野亮廣の記事から色々盗む気で入会してる」人が多ければ 宗教とか詐欺とか言うような噂もたたないのですが…

「宗教・詐欺扱い」はメンバー側の問題!!

前章でも書いたように 基本的には「西野亮廣のビジネス論・エンタメ論を毎日読める」場所であり、そこには宗教性や詐欺性は一切ありません。

私なんかの普段も夕方にサロンページ開いて お!今日はこんな記事か〜って感じで5分くらい読んで 「ふむふむ今日もためになったぞ」とか「あの騒動の顛末はこういうことか」とか 読み物として楽しんでるだけですし。

ただし… 記事のコメント欄に目を移すとその状況は一変するんですよ。

  • ただただ西野亮廣を称賛するだけの者
  • 西野亮廣に対峙する対象に明らかな敵意がむき出しな人
  • 西野亮廣の話を曲解して暴走する人

サロンメンバーは7万人超いるわけですが、記事にコメントしてくる人たちは300程度。多いときでも500程度?

200人に1人くらいしかコメントしていないわけで、サロンメンバーのほとんどは「西野亮廣の記事を読みに来てるだけ」なのは一目瞭然なんですけれど、この「わざわざコメントしたがる」という属性の人たちは総じて どっかの方向に振り切っちゃってる人が多い感じで(汗

結局メディアなどに取り上げられるのは「ノイジーマイノリティ」(声がでかい少数派)だけであって、我々のようなサイレントマジョリティーが数万人いたところで話題にはなりません。

コメント欄から香ってくる○○臭さに遭遇しちゃうと せっかく参考になった西野亮廣の記事の内容が頭の中から飛んでしまうので、普段はコメント欄を見ない様にしてますもん私(笑)

どこの集団にもあること

まぁ 組織や集団は多ければ多いほど そういう「ノイジー」な人の数(割合は変わらないですが)も増えますししょうがない事ではあると思います。

ジャニオタにしたって撮り鉄にしたって、世界的に見れば宗教の信者にしたって。 多くのサイレントな人たちは単純に静かに推しを愛でているだけなのですが、一部のノイジーな方々が騒ぎを起こしたり 節度を超えたりして集団の評判を落とすのはどこでも見られる話。

でも ジャニオタや撮り鉄が「宗教」呼ばわりされないのに、なぜ西野亮廣エンタメ研究所は宗教っぽさが出てしまうのか?

「なにかになりたい人」が多い場所

結局西野亮廣エンタメ研究所に来る人は自分がなにかをやっていてそのために西野亮廣の記事を参考にしに来ている人が大半だと思います。

ただしその他の

  • 何者にもなれなかった人
  • 何者かになる方法がわからない人
  • 西野亮廣にYESと言い続けていれば何者かになれると思っている人
  • 西野亮廣の言っている事を理解しきれずに暴走して自爆する人
  • 意味のない行動を繰り返している事に気づけない人

そんな人たちの声がでかいんですよ。

Youtubeの動画のコメント欄とか見てても思うんですが 「あれ?日本人ってアホしかおらんの?」ってくらい民度が低いコメント多くないですか?

あれって日本人の民度が下がってるわけじゃなくて民度の低い人がコメント欄と言う場所に居場所を見つけただけなんですよ。

だいたいにおいて組織やサービスって「アーリーマジョリティ」くらいまでは民度が保たれるんですが、レイトマジョリティが入ってきたくらいから一気に民度が暴落するんですよね。

画像:アーリーアダプターとは。イノベーター理論やサービスの成功・失敗例を解説 | テックキャンプ ブログより
西野亮廣エンタメ研究所も 7万人という大所帯を抱えるようになり、いわゆる「一般層」の人も増え始めた時期。

この「一般層」の方々ってネットの作法「ネットではここまでにしときぃや」ってのがわかってなかったり、逆にネットならなんでも許されるんでしょ?って思ってたり。

慎重に対峙していかないと いわゆる「ヤバい人になりやすい」層なわけでして、今後こういう層をどう舵取りしていくかが 西野亮廣エンタメ研究所 の今後の課題となりそうです。

まとめ

まぁそんな感じで。

私個人としては 今回の吉本退所の話やプペルの今後の展開などなど。

おもしろい記事が毎日読めるんで非常に楽しく参加させてもらってるので全然月1000円は惜しくない感じですが。

結論としては 「信者や狂信者は一部ながらいます! 自ら過度に貢ぐ人たちもいます!」

これは事実。

でもそれは 「AKBのCDを握手会のために100枚単位で買うファン」と同じ。

ただ99%のAKBファンは曲を聞いたり動画を見て楽しんでいるだけです。

西野亮廣エンタメ研究所自体は極めて真っ当な組織ですので、一部の「狂信者」が起こす 「暴走」がサロン内に蔓延しているわけではないことを この場を借りてお伝えしてみた次第です。

まぁそこらへんの「盲信者の舵取りの手腕」も含めて、今後の西野亮廣エンタメ研究所 の動向から目が離せないわけですが(笑)