用途別「価格.comのCPUスコア」の見方

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何かを購入しようと思うとレビューであるとか価格であるとか、色々な面でお世話になる 価格コム

新たにPCを購入しようなんて言うときにも見たりしますよね?

もちろんハードディスクの容量や画面の解像度も大事ですが、やはり気になるのは「パソコンの速さ」

そこらへんがきになる方のために、価格コムのスペック欄には「CPUスコア」という値が表記されています。

今回はその「CPUスコア」の見方について色々と語っていこうと思います。


目次

CPUスコアはPassMarkの値です

この「CPUスコア」。価格COMが適当に決めているわけではなく、れっきとした元データがございます。

https://www.cpubenchmark.net/

CPUだけではなくグラフィックボードや各種インターフェースの速度を測るBenchmarkソフトを色々とリリースしているわけですが、特にCPUの性能を比較するにおいて代表的なベンチマークソフトのの老舗ということです。

基本的にはパソコンの処理速度というものはCPUだけではなく、メモリーやストレージなど色々な要因がからんでくるわけですが、幾多の膨大なデータから「このCPUの処理能力はこれくらい!!」という統計的なデータを集計してくれているわけですね。

このPASSMARKで計測されたCPUのスコアが、価格COMにおける「CPUスコア」ということになります。

CPUスコアだけでは決まらない

ちなみにこのCPUスコア!!
読んで字のごとく「CPUのスコア」でしかありません。

パソコンの処理能力はもちろんCPUの処理速度に大きく影響されるわけですが、他にもHDD(SSD)やメモリー容量など、様々な要因が絡んできます。

極端に言えば「スコア3000のHDD搭載機」よりも「スコア2000のSSD搭載機」の方が、体感的にはサクサク動いてくれたりする場合も多い!

なので、あくまでも「パソコンの中のCPUという一部分を切り取ったスコア」という意味で参考程度のデータとして把握してもらえれば良いと思います。

そんなことを言いつつ、ここからは「CPUスコアのみ」で強引に分類していきますのでよろしくお願いいたします(笑)

CPUスコア 2000以下クラス

搭載されているCPUが主に「Atom」や「Cerelon」などの下位クラス。

基本的に「何かを見る」事に特化すれば問題なく使えるスペック。

以前は「低速なCPUだと動画などでコマ落ちする」ことが多かったが、今どきはCPUに「動画再生支援機能」が内蔵されているので、このクラスのPCでも動画がコマ落ちすることはなくなった。 (もちろん画面解像度が低いのに無理やり4K動画を再生した様な場合は例外だがw)

しかし、ブラウザのタブを多く開いたりした場合のモッサリ感はこのクラスでは当たり前であるし、ブラウザ以外のアプリを開いた際の反応の遅さはかなりのストレス。

あくまでも「タブレットにキーボードがついた程度」という認識で「コンテンツを閲覧する専用機」に徹した方が精神衛生上よいレベルの機種。

わかっているとはおもうが、3Dゲームや動画編集には200%向いていないw

CPUスコア3000前後クラス

Celeronの上位やi3の下位がこのあたりのスコア。

このクラスになると「重くない作業」であれば、そつなくこなせる機種になってくる。

たとえば「ネット閲覧」や「オフィス系」など。

ただし、そこまでCPUパワーに余裕があるわけではないので、HDD搭載機だと幾分「モッサリ感」が否めない価格帯と言えるかも。

SSD搭載機であれば「重くない作業」はストレスなくいける・・・かな(ひとによる)

CPUスコア5000前後

このあたりになると「重い作業も時間さえかければイケる」機種になってくる。

i3の上位~i5の下位的な立ち位置。

動画のエンコードなども「時間はかかるけどイケる」

3Dゲームも「設定を落とせばイケる」(グラボの有無も関係)

あえて言うなら「上を知らなければ『おお!!!速ぇぇえ!!』」と満足できる感覚(笑)

価格と性能を考えれば、このあたりが一番「お手頃」な価格帯だと思います。

ちなみにMacBook Proの安いやつのCPUもこの界隈のクラスなので「無理しなければ十分使えるクラス」。

CPUスコア 10000超え

第8世代のi5やi7など。

ノート用CPUだとスコア1万超え。デスクトップ用であれば15000超えまで(もちろん高いw)

このクラスは「いかに短い時間で動画を処理するか」とか「4K画質で60FPSでゲームがしたい」みたいな、一般人よりおかしいこだわりのある人向けのスペック。

筆者の所有しているノートがスコア11000くらいなのだが、なんだかんだで不便することはない程度に処理能力は高い。

どちらかといえば「コンテンツを作る側」や「1割の性能アップがほしいがために2倍の金を出す」タイプの人向けなので、一般的にはここまではいらないんじゃねぇ?っていうのが個人的な感想。

ちなみに、もちろん値は張るけれどCPUスコア2万近く行く機種もある・・・が、完全に趣味の世界の代物w

まとめ

例として紹介している機種はノートですが、もちろんデスクトップ機のCPUスコアも同じ見方でOK。

ひとつ注意しなければいけないのは、このスコアはあくまでも「フルスロットル」で全開時のスコアだと言うこと。

たとえば スコア10000のノートパソコンだとしても10000相当の処理をするときはファン全開で轟音を発する場合がほとんど(笑)

同じ処理能力ならば、ファンが大きくて騒音も少ないデスクトップの方が快適に使えるかと思われます♪

この記事を読んでいただた方が「最強の相棒」と会える事を願っております♪

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