【原価143円】HHKB用のパームレストを自作してみた話【まな板】

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さて前回の記事で我が家のガジェット仲間に加わったHappy hacking Keyboard Lite2
>>「Happy Hacking Keyboard Lite2 for Mac」購入レビュー – とまじぃさんち

非常に高速タイピングできますし、そろそろ慣れてきた事もあり、すでに先代のロジクールのキーボードには戻れなくなってるわけですが・・・。

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この手前の部分の高さが2cm強くらいあるんで、結構手首にダメージが蓄積するんですよねぇ。

もちろん世間の方々も対策は練っているわけで、各社からHHKB用のパームレストも発売されてたりします。

ちなみに発売元のPFUが発売してる純正品がこちら。

 

お値段なんと5400円!!!

3万円のHHKB typeSとかならば、このパームレスでも釣り合うだろうけど、うちのHHKB Lite2は税抜き5800円。
さすがこんなクソ高いパームレストとは釣り合いません(笑)


目次

よし作ろう

って事で「HHKB パームレスト 自作」で検索をしてみたところ。

 

HHKBの木製パームレストを自作したら210円だった

 

いつもお世話なってるさきさんがすでに作ってました♪

とまじぃ「ふむ!さきさんが210円で作ったとなれば、俺はさらに安く作らないと記事ネタとしておもしろくないな」
(すでに目的が変わってるw)

ということで!!!

とま「じぃちゃ〜ん!!物置に300×100×15くらいの板転がってない??」

爺(かみさん父)「あぁ・・たしか昔使ってたまな板あったなぁ。もってくるわww」

え・・・まな板???(汗
いやな予感しかしないんですけど。。。

爺が持ってきたのは、少しばかり小ぶりの厚さ1.5cm程度のまな板としての生涯を終え、物置で数年にわたって乾燥された手ごろな板だったのである。 f:id:tomag:20161229144246j:plain

さっそく我が家のHHKBに合わせてみる。

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幅がHHKBと寸分違わずに一致。
まさにパームレストになるために物置に保存されていたかの様にぴったりの寸法なのであったw

ということでこのままではさすがにでかすぎるので、手ごろな幅にカットする事に。

さきほどのPFU純正のパームレストが幅61mm。

あと他にも有名どころではFILCOというメーカーのパームレストが幅81mm。

 

お値段3540円 (見れば見るほどただの板やんか!!)

って事である程度の幅があった方が手の安定感ありそうなので80mmでカットすることに決定。 もちろん電動ノコギリとか専門機器はもってないので、手ノコでエッチラオッチラと切断作業です。

とりあえず切るだけ切ってみて並べてみた図がこちら。

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この違和感のなさヤバいw

ただ厚さ的にちょっと低いんだよねこれ。

って事で余った板を下に敷いてみたところ・・・。

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完全にキーボードの高さを超えちゃって逆に使いにくくなっちゃうんで却下(笑)

仕上げ

その後120番のサンドペーパーで入念に磨きあげ、面取りなどを施し、高さの調整&衝撃吸収用に耐震ジェルを裏に貼り付けて完成。

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サンドペーパー仕上げの直後だと、細かい粉がたくさん付着してて耐震ジェルがまったく貼り付かないので、一回板を水洗いして粉を洗い流した後、干してから使用した方が吉でございますな。

って事で仕上げ終了後、実際に設置した図がこちら。
面取り&各面のサンディングも入念に行ったので、まな板の面影は薄れましたかね?

正面から見るとこんな感じ。
幅に関しては一切手を加えてないのにこのピッタリ具合。
奇跡ってのは本当に存在するんですね(大げさ)

パームレスト下に厚さ約5mmの耐震ジェルが入ってるので、ちょうどいい感じの高さでございます。

ではここで3540円の市販品をもう一度見てみましょう。
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スクリーンショット:DIATEC|ダイヤテック株式会社 製品情報より

木目がカッコイイとか滑り止めが高そうって事を除けばほぼ同じですね(実際は木材も良いの使ってると思いますがw)

あ・・そうそう。刻印がないとちょっと寂しいですねぇ

って事で半田ごてを使って焼印風に仕上げていきましょう〜♪

まずは鉛筆で下書き。
フリーのロゴジェネレーターで作成したものを模写で写しました。

では半田ごてを温めて準備します。

慎重に慎重に焦がしながら文字を埋めていきます。
たぶん仕事よりも真剣に根詰めてやってますねこれw

とりあえずひらがな部分完成。

そのまま小一時間かかってここまで完成です。

その後スーパーで荏胡麻油を入手してオイルフィニッシュで仕上げました。  木目がはっきりしたのと、ちょっとしたツヤが出て143円で作ったとは思えない高級感が出てきましたね♪ f:id:tomag:20161230132224j:plain

油には乾性、半乾性、不乾性という三種類があって、オイルフィニッシュに向いているのは乾性のオイルとのこと。
スーパーで入手しやすい乾性オイルは、荏胡麻、亜麻仁、紫蘇、紅花などで、特に向いているのは荏胡麻オイルらしいです。

くれぐれもごま油やオリーブオイルなどの不乾性オイルでやらないようにしてください。
ただのベトベトした板になっちゃいますから(笑)

まとめ

ということで、現在このパームレストを使って記事を書いていますが、
「これ使う前って、なんであんな苦行みたいな体勢でタイピングしてたんだろう?」ってくらいにタイピングが楽になりました。
本当に手首が楽。

それに伴ってもちろんタイプミスも減り、さらにHHKB Lite2に愛着がわいてしまった次第でございます。

ということで、さきほど紹介したさきさんの記事では210円で作成されてたパームレストですが!!

我が家の場合

  • 物置で眠ってたまな板ー無料
  • サンドペーパー120番ー38円
  • 耐震パッドー105円

ということで、合計143円にて作成できました!!

勝ったぁぁぁぁぁぁ!!
(だから目的変わってるって)

あとから仕上げ用に荏胡麻油買ったので1000円くらいかかっちゃったのはここだけの秘密

そんな感じで、HHKBを買ったものの手首や背中の痛みにお困りの方は、お近くの爺ちゃんに「なんか手ごろな板ない?」って聞いてみてください(笑

以上パームレスト作成記事でした♪

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