数日前に「ブログの真実」を近々書くよ~っていう予告的な独り言的な記事を書かせていただきました。
ということでみなさま楽しみにしていると思うので(ぇ?してない?)約束通り記事にしていこうと思いますw
ブログバブルは夢のような時代
今から7~8年前。西暦でいうと2016~2018年くらいの頃はブログバブルなんて呼ばれていて猫も杓子も「ブログで◯十万儲けました~♪」なんて雄叫びをあげていた時期。
はてなブックマークも全盛の頃でちょっと炎上系の記事を書いて100を超えるブクマが付きでもすれば数万のアクセスが殺到。それにともないGoogleアドセンスも単価が高かった時代ですから一日で数万円!!!
アフィリエイトの案件なんかも格安SIMなんかが全盛の時代で1案件2000円とかの高単価が結構簡単に取れたりしていたんで 人気スマホの発売日に紹介記事をタイミングよく出して 格安SIMのアフィからめただけで数時間でで7~8万とか儲かる!!なんて事もありました(最初で最後だったけど…)
うちはそこまですごくなかったけど 周りのはてなブロガーたちは普通に月10~30万とか稼いでた時代。 あれからあまだ7年しか経ってないわけなんですが 今の惨状たるや…
この記事に該当するブログの種類について
そんな夢のような時代があったのも過去の話。度重なるGoogleのアップデート。そしてブログをとりまく客層の変化。そんな様々な変化を経て バブル時代と同じことをしていても…たぶん得られる成果は9割減!みたいなのが現在のブログをとりまく状況です。今回の記事はそこらへんを掘り下げて行こうと思っています。
ただし以下に該当するタイプのブログのお話
- アクセスの大部分が検索エンジン経由
- 固定ファンや固定読者などはあまりいない
- リピーターが少ない
なので
- SNSでの集客が主
- 著者やブログ自体に固定ファンがついていてリピーターが多い
- 何らかのコミュニティ経由でアクセスが多数
といったタイプのブログを運営されている方にはあまり関係のないお話となっております。
物販はクリックされても買われない時代へ
まずはAmazonや楽天などの物販系のお話。下記のようなリンクを記事内に貼っておいてそこから売上が発生すれば数%の利益がいただける!っていうアレです。
うちの例をあげるとすれば Googleのアップデートに被弾し続けたせいもあり 全盛期に比べるとブログ自体のアクセスも四分の一くらいに減少。なので 物販系も四分の一くらいに…といいたいところなのですがそれ以上に減っているのです!!
では実際のデータを見てみましょう。
まずは うちのブログでもそこそこの収益があったであろう2022年頃。
矢印がついているところに注目してほしいのですが この数字は「クリックされた数に対しての売れた数」を表しています。上記画像だとおおよそ5000クリックで500注文ですから10%ということです。
では次に…現在の直近一ヶ月を見てみましょう。
ブログのアクセス自体が2022年の4分の1くらいに減っているのでクリック数も比例してそのくらいは減っています。
しかし…コンバージョン率さえも2022年の10%から4%にまで減ってしまっているので…結局利益は10分の1以下に減少してしまっているということに!!
訪問者に対してのクリック数はたいして変わっていませんが 「クリックしたのに買わない人」が増えているので以前と同じ売上を出そうと思ったら倍のアクセスを集めなければなりません(無理だけど)
はたして「モノの値段だけあがって収入が増えないので見るだけの人が増加した」のか はたまた「ブログ経由で購入が敬遠されるようになった」のかはわかりませんが 以前に比べて「ブログ→クリック→購入」という層は半分以下に減ってしまっているのが現状です。
Amazonなんかはこれでもまだ良い方で…楽天やYahooショッピングなんかはクリックさえされない日のほうが多いくらい(涙
物販命のガジェットブロガーにとっては寒い時代になったということです…
独自ドメインの優位性終了?
元々独自ドメインとWordPressで運営していた当ブログ。ですが 個人ブログが焼き払われた現在、「もしかしたらはてなの傘下で運営したほうが検索順位あがんじゃねぇ?」って事ではてなブログにドメインで運用し始めたのが一ヶ月半ほど前。
独自ドメインとはてなドメイン両方でアドセンスも審査通過したのでどちらにアクセスがあっても収益的には問題ない状態になったということで 両ドメイン間をいったりきたりして順位の変動を見てみたんですが!
(はてなブログのままでドメインだけ変えての試行なのでサイトの内容は変化なしでの比較です)
はてなブログでは平均して2~3位なのに対し
独自ドメインに切り替えると15~6位に落ちてしまうという結果に。
別のキーワードでも同じような事は起きていて
独自ドメイン(青グラフ)では12~3位だったのが はてなドメイン(赤グラフ)に移行した途端に1位を奪取しております。
このキーワード以外でも同じような状態が顕著で 独自ドメイン時とはてなドメイン時でかなりのアクセス差が出てしまう状況。
もちろん独自ドメインでなければ受けられない恩恵なんかもあるんで 一概には言えませんが 少なくとも当サイトの場合は 独自ドメインよりはてなドメインのほうが検索順位もアクセス数も伸びるのは間違い無いようです。
信じられるのはAdsenseだけ
そんなこんなでAmazonなどの物販もあてにならない現在。
そんな中 Googleアドセンスがクリック報酬からインプレッション収益に切り替わったなんて記事も書かせたいただきました。
このインプレッション収益に変わって 何が変わったかというと…
当たり外れがなくなった!!!
これに尽きると思います。
以前のクリック報酬の頃だと
- エログロ系の漫画広告ばっかりで全然クリックされない→収益少ない
- 1クリック数百円とか千円とかがクリックされて突然爆益→めったにない
ってな感じで結構浮き沈みが激しかったんですよね。
ところが クリック収益ではなく表示数収益 に変わった後 どうかわったかと言うと…
アクセス数×0.25円くらいは毎日安定している
って感じに変わりました。
以前の記事でも書きましたが
- 訪問者と広告内容が合わない
- 全然興味を持たれないような広告が表示されている
みたいな状況だったとしても表示さえされればそれなりに収益は発生する方式に変更されたので結局は以前よりも「アクセスさえあれば安定した収益が得られる」状態になったということです。まぁそのアクセスを集めるのが昔より数倍むずかしくなってるんだけれども…)
トップページは作り込んでも無駄
ここまではアクセスや物販関係のお話でしたがここからは雑談的なネタ。
はてなブログなんかだと構造的にむずかしいんでアレですが WordPressだとトップページをおしゃれにしてわかりやすくカスタマイズするってのが結構定番になってたりします。
もちろんうちもWordPress時代には凝ったトップページにしてましたともさ!!
トップページを作り込んでおけば内部巡回とかも増えてアクセス増につながるよ的な話も各方面で聞こえます。
でもね…あれってほとんど自己満なんですよ(笑
これもデータでお見せしましょう
サイト全体で約500アクセスほどあった日のトップページのアクセス数ですが…7PVです(汗
そして その7アクセスから他の記事へ巡回したのは…2です(涙
もちろんチリツモって言葉もあるんで完全に無駄とは断言できませんけれど…2とか7とかのためにトップページに時間を割くよりも新記事を書いたほうがアクセス増えると思うんですよね 個人的には
はてなブログの関連記事は優秀
続いては関連記事のお話。
これって意外に内部巡回的には役に立ってるんですけれども…
WordPressの場合はいわゆる「カテゴリーを元にして表示」なんですよね。
なのでたとえば 金沢へ旅行に行ったときの記事の関連記事はこんな感じ
ガジェット系以外の私生活系とか雑記を同じカテゴリにしちゃってるんで あんまり関係ないやつまで出てきちゃってます。
これがはてなブログの関連記事だと…
見事に旅・遠出・グルメ系を拾ってきて関連記事として表示してくれています。
たぶん感覚的には「はてなキーワード」みたいなのが共通する記事を拾ってきてるんだとは思いますが 結構な精度で同系の記事を拾ってくれます。
データは取れてませんが肌感的にはWorPressよりはてなの方が別記事に飛んでくれる率高い感じなんで…意外に侮れないのがはてなの関連記事機能なのであります。
まとめ
そんなこんなでツラツラと思いつくまま書いてみましたが!
ブログさえ開設すれば稼げたあの時代の噂を聞いて ブログを始められた方におかれましては…今はそこまで簡単にお金が稼げる時代じゃなくなったんで 自力でサイト立ち上げたりするより ライターとか文字起こしとか内職的な事したほうが稼ぐには近道だよって助言をしておこうかと思います
うちみたいにお金云々より記事を書くことが好きであるならば耐えられると思いますが お金目当てで始めたら絶対心が折れますんで(笑
それではみなさま 素敵なブログライフを!!
コメント
コメント一覧 (2件)
弱小の弱小ブログですが、冒頭でお話されてた時期に一週間ぐらい毎日3000円程度の利益が出たことがあって「すごい時代が来たんだー!!」なんてワクワクしていました笑
またブログの時代が戻ってくるといいなぁとぼんやりと思っております
> id:pisuke9190さん
今までのGoogleアプデは「ブログの時代」が遠のいていく改正ばかりでしたからねぇ(涙
Googleさんにおかれましては正気を取り戻してほしいものですw