近頃すっかりガジェット系ブロガーをさぼって、自転車ネタばかり書いているとまじぃですどうも♪
って事で春も近いのでサイクリングし倒してるわけですが、やはり「記録」は残しておきたいよねって事で、「サイクルコンピューターアプリ」を使っております。
今日はそこらへんのお話。
サイコンって何よ?
自転車を趣味としてる人なら当たり前の知識でしょうが、一般的には「は?サイコン? ベトナムの都市?」くらいな知名度なのではないでしょうか?(今はホーチミン市だけどね)
要は
- 自転車に取り付けて
- 速度とか走行距離とか
- ちょっと高価なやつだと走行ルートが記録できたり
- さらに高いやつだとナビ機能まであったり
そんな機械。
安いやつはこんな感じだし
高いやつだとこんな感じ
アプリ版もあったりします
上記の「高い方」を見て「なんだ?スマホみたいじゃん?」って思った方もいると思います。
実際のところ「自転車に特化したスマホ」と言っても過言ではないくらいな性能の「端末」なわけです。
そんな感じなんで スマホにサイコンアプリを導入すればサイコンの代わりになる
ってことなんですね。
代表的なところだと
Runtasticというサイコンアプリ。
リアルタイムで現在位置はもちろん、速度や消費カロリー、距離なども表示されるので、8万円クラスのサイコン専用機と同等の機能を有しています。
Bluetooth対応のセンサーを接続していればペダルの回転数なども記録できますし、あとからスピードのグラフなども振り返ることが可能。
こういう「自転車用スマホホルダー」を試用すれば「サイコン専用機と同等の機能をリアルタイムで使える」わけですね♪
うちで使ってるのは記録特化型
最初は「Runtastic」を使ってリアルタイムで速度やら地図やら見れるのが「すげぇぇぇ!!」って感じでテンションあがってたんですが、日常的に走るようになってくると「瞬間的な速度」とかはあんまり興味がなくなってくるんですよね(笑)
おまけに「画面常時ON状態」だとバッテリー喰いまくるし、スマホホルダーと言えど万能ではないので「段差ではずれてスマホが飛んで行くかもしれない恐怖」と戦うことになります。
ということで、現在は
リアルタイム表示とかはない(有料プランでは可能)ものの、データの記録や分析ではRuntasticよりかなり高機能なStravaを使用しています。
アプリを起動してポケットなりリュックなりに入れとけば勝手に記録してくれます。
走行ルートはもちろんの事、走行した経路の高度や勾配。
走行距離や消費カロリー、経過時間と実際に移動していた時間なども
そして 特定の区間を走行した人(Strava使用者)の区間タイムランキングなんかも出るので
「次に走る時はもうちょい上位狙ってみよう」的な励みになったりしますw
(昨日までは12分で17位くらいだったんですが、今日ハンドルを下げて空気抵抗を下げる改造をしたところ一分強短縮して14位にランクアップいたしました♪)
感覚的にはRuntastic使用者よりも圧倒的にStrava使用者の方が多いので、我が家の近くの直線区間だけでも数十人の方々がタイムを残してるので、毎回走るたびに「今回はどのあたりに食い込めるだろう!?」なんて事を思いながら走れるのでテンションもあがります。
(実際 ライバルたちはロードバイク乗りだと思われるので、クロスバイクの私では太刀打ちできない気がしますがw)
アプリ版サイコンの弱点とは?
これだけ高機能の「スマホアプリ版サイコン」
ならわざわざ数万円出して専用機とかいらなくねぇ?って思いますよね。
ただ・・・スマホアプリには決定的な「弱点」があるのです!!
今日走った37kmの最後の方の経路を御覧ください。
行きはキレイに道路上をトレースしてくれてるんですが、帰り道の最終あたりが完全に道をはずれています。
なぜこうなったかと言うと・・・・。
最後の20分ほどの間アプリが落ちていた
って事なんです(汗
帰宅してStravaを確認しようと思い起動してみると
(というか起動してるはずなのに【起動】しなおさなきゃいけない時点でアレ)
エラーから回復しました!
とか表示されて、落ちる前の位置と自宅位置を無理やり直線で結んで「経路の記録を復旧しました」みたいな感じになりましてね・・・。
その結果がこの「道じゃないところを直線で疾走してる」状態なわけです(笑)
以前使ってたRuntasticも何度か「突然堕ちる」事がありましたしアプリである以上これは避けて通れない道なようであります。
堕ちるのはアプリの宿命
結局のところ、「スマホというコンピューター上で動いているプログラム」である以上、予期しないエラーで停止する事はあるわけです。
ましてや専用機と違い、裏ではメールであったりLINEであったりと様々なバックグラウンドプログラムが動いているわけでして。
「どんな要因で停止するかは予測不能」なんです。
「絶対にサイコンアプリだけはオチない」とか「オチても定期的に回復する」とかそういうLineみたいな機能も特に搭載されてはいない模様(androidの場合です。iPhone版は試してないのでわかりません)
そんな感じなので、たとえば「100km走った記録を帰宅後に振り返ろうと思ったら、前半10kmしか記録されてませんでした」なんて事も確率的にはそこそこあり得るわけで・・・。
できれば「自転車に乗ってる時は自転車に集中したい」というのが本音ですし、定期的に「動いてるかなー・・・」なんて確認するとかはできればしたくないと。
スマホ連携サイコンも同じ?
サイコン専用機にも様々な種類がありまして。
「サイコンは表示だけを担当して位置情報や速度などはスマホのGPSを利用する」
なんてタイプもあったりします。
これもスマホ内で専用アプリを起動しておいて、そのデータをサイコンに表示する様なタイプなので、たぶん「アプリがオチたらダメ」なんじゃないでしょうか?
ある意味「リアルタイムで表示」されているので、「通信できてません」的なエラー表示が出るでしょうし「傷の浅いうちに復旧できる」だけ、スマホアプリ版よりは使える気もしないでもありません。
(実際に使ってる方、いらっしゃったら情報お願いします)
まとめ
ということで、走行履歴などを記録しておきたい場合は
「サイコン単独でルートを記録できるタイプ」
が一番安心という気がします。
CatEyeのこれとか
Garminのこれとか
走った後に家のPCに接続すれば(電池切れやGPSが拾えなかったなんて事態を除いて)確実にルートを記録してくれますし、多少高くても「安心して運用できる」ためにはこの程度のやつを買っといた方が良いのでしょうね。
実際5インチ超のスマホを自転車に設置すると結構邪魔ですしね(笑)
ということで、来月はスマホアプリを卒業して、この2機種のうちのどちらかを買う予定です。
Garminの方が少しばかり高いのですが、ブランド力に負けてしまいそうな自分がいますwww
6/25追記
で・・・結局「Garmin並の機能とcateye並の安さ」を両立したこいつの落ち着きました。
堕ちることもなく、走行前にボタン押して帰ってきたらボタン押して。
あとはPCにつないで(もしくはBluetoothで)Stravaに直接アップロード。
スマホアプリも楽しいですが利便性を考えたら間違いなくこいつが上です、はい。
自転車という趣味を続けるのであれば買っといて損はないと・・・個人的には思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
2.45インチ液晶の超小型スマホ中華Unihertz(ユニハーツ)製のAtomは高級サイコンっぽくてお勧め
なお実用的なバッテリー容量を稼ぐため見た目程軽くは無いです。
スマホとしての使い勝手は割り切れ!!
最大の欠点はサイズ的に汎用スマホホルダーか使えず
現在は専用のスマホホルダーが入手出来ない事だ!!
ATOM可愛くていいですよね〜。
同社のJelly2あたりだとまだマウント手に入りそうかも?