田舎暮らしということもあり 基本的に車通勤な わたくしとまじぃ。
ですので 「1時間以上の電車通勤でワイヤレスイヤホンを使いまくる」なんて事もなかったものですから 今まで完全ワイヤレスイヤホンなんかにはまったく興味がなかったんです。
しか~し。趣味でやってる畑とか春秋のタイヤ交換作業時とかって 体は使ってるけど耳は空いてる的な感じなので微妙に手持ち無沙汰。
なのでポケットにスマホを忍ばせて有線イヤホン使って作業してたんですが まぁこれが…邪魔😅
ということで 世間的に気軽に入手できる「激安系ワイヤレス」を一個買ったところ すっかりハマってしまい 2台目も購入してしまう始末。
ということで今回は そこらへんの量販店やチェーン店で気軽に入手できるイヤホン 二機種の比較レビューをお送りします。
ゲオのイヤホンは種類が豊富
そんなこんなで まず最初に購入したのが 電気店ではなく ビデオレンタルのゲオ。
ご存知の方も多いとは思いますが ゲオってオリジナルブランドでスピーカーとかイヤホンとかサウンドバーとか 色々揃えてるんですよね。
イヤホンだけでも 骨伝導があったりノイキャンがあったり。価格も1980円くらいから5000円台まで選び放題。詳しくは下記リンク先でも見てみてくださいまし。
「5000円以下なイヤホンのノイキャン性能ってどんなんだろう?」ってのが無性に気になったので 今回は3980円のノイキャン製品を購入。
ゲオGRFD-TWS HT03外観チェック
それでは外観からチェックしていきましょう~。
箱は15cm×20cmくらいの結構大きめな外装。これでもかと並んでいる各機能の表示が多機能イヤホンであることを物語っています。
こちらが充電ケース。大きさ的には…そうだなぁ…。
小ぶりのトマトを2cmくらいの輪切りにしたくらい(わかりにくいw
普通にジーンズのポケットに入れても全然邪魔にならない程度の大きさなので 携帯性はまったく問題ありません。
充電ケースの蓋をあけるとこんな感じ。イヤホンの収まりもよく 中でカタカタ言うような事もないので煩わしさは皆無。
取り出した状態がこちら。
取り出した時点で自動で電源ONになり Bluetooth再生機器とペアリングされます。
イヤホンの拡大写真がこちら。俗に言う「うどん系」で耳から棒がぶら下がるタイプですね。
ちなみに棒部分のシルバーリングのちょっと上にある 長丸の凹み部分。これがタッチセンサーになっていて 再生/停止やモード切替などが行なえます。
右タッチ長押しで 「ノイキャンOFF→ノイキャンON→外部音取り込み」の切り替え。
左タッチ長押しで「低遅延モード→ノーマルモード」の切り替え
ただこのタッチセンサー。耳に装着している状態で手探りでタッチしようとすると結構難易度高いんですよね~。もうちょい大きい部位が反応してくれると良かったかも。
あとは 「イヤホンからの音量調整」もタッチ操作ではできないので。音量操作は毎回スマホをポケットから出して行わないといけないのもマイナスポイント
充電端子はUSB Type-Cなので 今どきのAndroidスマホや Fire HDタブレットなどを使っている人は充電器の併用ができるので便利。iPhone使いの方は別途Type-Cのケーブルをご用意ください。
音質や機能の評価は もうひとつの機種の概要を紹介してからの「比較」という形でお送りしますので いましばらくお待ちください
ケーズデンキで1500円!!SOUNDSOUL E1
そんなこんなで ゲオのイヤホン着用で畑仕事なんかをしたのですが これがなかなか快適。ゴリゴリにノイキャンモードにしておくと ご近所さんに話かけられても気づかずにやばいので 基本作業時はパススルー(外部音取り込み)で使用する場合がほとんど。
そしてご近所さんに話しかけられたら もちろん再生停止して…と行きたいところなんですが、このゲオのイヤホンってタッチ部が小さいので 一撃必殺で停止しにくいんですよね(笑
そうなってくると…「ノイキャンなくてもいいから タッチの操作性が良いやつ」が欲しくなるのがガジェットブロガーの性(さが)
ということで かみさんが業務スーパーで買い物をしている隙に向かいにあるケーズデンキでイヤホンを物色。
そこで見つけたのがこちら。
定価は6000円超えらしいのですが なぜか「在庫限りのご奉仕品」として 2000円で販売されておりまして。さらにケーズデンキアプリで500円引きクーポンが使えるので
https://www.ksdenki.com/shop/pages/anpass_app.aspx
完全ワイヤレスを1500円でゲットしたのでありました♪
SOUNDSOUL E1外観チェック
それではSOUNDSOULの外観をチェックしていきましょう。
外箱はいきなりかっこいい系です。
ゲオの「無骨な機能羅列系」ではなく「雰囲気重視系」のデザインです。逆に外装からはまったく詳細が見えません(笑
充電ケースの外観がこちら。大きさ的にはゲオの半分強くらいのコンパクトさ。食べ物に例えたら…ゆで卵を縦二つ割りにしたくらいかな?
蓋を開けるとこんな感じ。
ゲオに比べるとシンプルな作りですね。
取り出した状態がこちら。もちろん取り出した状態で電源が自動ONするのでペアリングも自動。
ちなみに手前の平らな部分がすべてタッチセンサーなので 「タッチ時に探る操作」は一切必要ありません。
右シングルタッチ→音量UP、 左シングルタッチ→音量ダウン
右1.5秒タッチ→次の曲 左1.5秒タッチ→前の曲
どっちでもダブルタップ→再生停止
タッチ部が大きい上に操作系も複雑ではないので 咄嗟に停止をするときにも誤操作しにくいのはうれしいところ。
ただし あまり素早くタッチすると反応しないので「タップ」というよりは「0.5秒くらい触れる」くらいのノリのほうが確実に操作できます。
(最初スマホのノリでむっちゃ素早くタップしてたら 全然反応しなくて不良品かと勘違いしましたからw)
イヤーピース側から見るとこんな感じ。
ゲオに比べると出っ張り部分が短いのため「どんな角度でもフィットする」わけではないので 「耳の形や耳の穴の向き次第」でフィットしやすい角度は人それぞれといった感じ。
商材写真のモデルさんは タッチ部が前方に向くような付け方をしていますが 私の場合はその方向だとタッチ部が外側を向いてくれない上に深く入らない(耳の穴の向き次第)なので タッチ部が下を向く角度がシックリきます。
自分にあった装着角度を把握するまでが結構時間かかったのでここはマイナス点かな
(装着角度悪いと低音スカスカになっちゃうので)
そしてもう一つ気になる点が接続端子。
今どきとしてはめずらしくMicroUSBなんですねぇ…
一昔前ならいざ知らず、現代においてMicroUSB接続のガジェットって激減してるじゃないっすかぁ?
我が家の場合もMicroUSB製品は皆無なので SoundSoulを充電するためだけに MicroUSBケーブルを接続する羽目に…
ここはさすがにマイナス点ですね
ゲオとSoundSoulを比較していきます
それではまず機能面から比較していきましょう
ゲオ HT03 | SOUNDSOUL E1 | |
重量(片耳) | 5g | 3.9g |
使用時間 | 5時間 | 7時間 |
ケース充電回数 | 3回(15時間分) | 2.5回(24.5時間分) |
対応コーデック | SBC、AAC | SBC,aptX |
充電時間 | イヤホン:2時間 ケース:2時間 | イヤホン:2時間 ケース:2時間 |
防水性能 | IPX5 | IPX5 |
Bluetooth | Ver 5.1 | Ver 5.0 |
ノイズキャンセル | ○ | ✕ |
外部音取り込み | ○ | ✕ |
- バッテリーはSOUNDSOUL E1の圧勝
- コーデックに関してはAAC対応のゲオはiPhone向き。aptXのE1はAndroidやPC向き
- ノイキャン、外部音取り込みはゲオのHT03のみ
- Bluetoothの違いは多少接続の安定性とかに影響あるけど…微細な差
こんな感じです。
なので ゲオイヤホンの方は Windowsなどに接続してYoutubeなどを見ると SBC接続になるため幾分音質がよくないのと「動画からわずかに音声が遅れる」のが確認できます。(低遅延モードは確認してないのであしからず)
逆にSoundSoulをiPhoneにつなぐ時はSBC接続になっちゃうので同じ症状になります
Android の場合は機種にもよりますが、新し目の機種であれば概ねAACにもaptXにも対応しているので両イヤホン共に低遅延かつ高音質での接続が可能。
ちなみにSOUNDSOUL E1には外部音取り込み機能はありませんが、実は「片耳づつペアリング」が可能なので左右どちらかを単独で使用可能。つまり片耳イヤホンとして使用できるので、ステレオを必要としないトーク系などであれば片耳で外部音をききつつ片耳でイヤホン使用なんてことも可能です。
音質比較
それではいよいよ音質の比較です。
あくまでも「自分に合った装着方法」での感想となっておりますので フィット位置の調整がむずかしいSOUNDSOUL E1の方は各自 最適な装着方法をさぐってください。
ゲオHT03 | SOUNDSOUL | |
高域 | キラキラ系 | 普通 |
中域 | 普通 | 抜けが良い |
低域 | モッサリ系 | キレが良い |
すごく擬音まみれで申し訳ないのですが まぁこんなかんじです(笑
ゲオHT03に関しては「高域がいい感じに抜けていて艷やかなんだけれど 中域が普通な上に 低域が高中域を覆ってしまうので 全体的にモッサリしてしまう」感じ。
SOUNSOULに関しては「高域はそこまで抜けてこないものの 中域が前に出てくる上に 低域もブーミーではないため 中高域の邪魔をせず 全体的には分離感の良い仕上がりになっている」的なノリ。
スピーカーに例えると ゲオの方は「安価帯のBOSE」みたいな音ですしSOUNDSOULの方は「小口径なフルレンジ」みたいな音と言えば そっち系の人にはわかりやすいかもしれません。
まとめ
そんな感じで まぁこの2台の長所短所を鑑みて使い分けるとすれば
- どうしてもノイキャンや外部取り込みにこだわるならゲオ
- 装着の気楽さ(どうツッコんでもそれなりにフィットする)ならゲオ
- 音楽聞く系の音質にこだわるならSOUNDSOUL
- タッチ操作の確実さもSOUNDSOUL
- 「家族に迷惑かけないようにYoutube見る」的な場合も片耳モードのSOUNDSOULが吉
ってな感じで全体的にはSOUNDSOULに軍配が上がっちゃうかな~と言った印象。
今日も一日暇だったので動画見たり音声配信聞いたりしてましたけど結局「SOUNDSOUL」しか使ってませんし(笑
もちろんノイキャンの有無はあるんですが この価格帯のノイキャンって音質劣化とのトレードオフみたいなのあるんで あえて音楽に没入したい時は逆に邪魔…って感覚もあるので。
まぁ そこらへんを両立しようとするなら 2000円とか4000円とかじゃなくて
こういうの買うしかないんでしょうけれども(笑
でもほら…安物の中からアタリな掘り出し物探すのがまた楽しいのよwww
(それを人はガジェット沼と呼ぶ)
以上 とまじぃがお送りしました(^o^)v
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