このたびとまじ庵のメインコンテンツである「ガジェット系」の記事群をとまラボとしてWordpressに移設することになりました。
Googleの度重なるアップデートにより、「専門性」なんてぇものもサイトの価値として評価される様になりはじめた昨今。
うちの様な「よろず屋系ブログ」でも今までどうにか持ちこたえて来たのですが、2月上旬のアップデートでついに 「アプデの衝撃波」をもろに喰らってしまい、アクセスは半減。
色々と悪あがきはしてみたものの、どれも効果は薄く「こりゃもう サイト分割するしかねぇなぁ」という結論にいたったわけです。
まぁこれでうまく行かなかったら秒で元に戻すけどねw
ワープレに一部移動する理由
過去に何度もはてな⇔WordPress感を行ったり来たりしてまして、今回で3往復半目(笑)
はてなで運営している時はWordPressの機能性がよく見え。WordPress運営時ははてなの爆発力や集客力が魅力的に映る。
それの繰り返しでしたね~。
まぁここまで引っ越し慣れしてくると
- できるだけテーマやプラグインに依存した機能を使わない
- 画像はGoogleフォトなどから外部読み込み
- 装飾などはCSSで直指定
みたいな感じにしてある箇所が多いので、みなさんが思っているほど大変な引っ越し作業ではなく、見た目を整える程度の作業までであれば1日あればどうにかなってしまいます。
(ヘタに気軽にできてしまうので引っ越しグセがついてしまったという話も)
そんな「隣の芝生は青い」という理由での引っ越しグセだったわけですが、近頃は「はてなが青く見えない」ことが多くなってきたんですよね
- はてな新着や読者経由流入よりSNSからの流入が増えてきた
- Googleまわり(自動広告や関連コンテンツなど)との相性が悪い
- バズる要因(炎上も含む)であるはてなブックマークをつけるという文化の衰退
特にアクセス数が「SNS流入>はてな流入」ってのがWordPress本格移行の最大の要因だと考えています。
はてなにいればgoogle砲とか来まくってウハウハやで…なんて時代もあったみたいですが我が家はその恩恵には預かれなかったようです(涙
まぁ結局の所 下世話な話になってしまいますが「お金を稼いでくれる記事」をワープレに移したってことです。
ついに有料テーマに手を出してしまう
そんな感じで今回は「ワープレで本気出すぞ!!」という固い決意(というかある意味自分への縛り)もあるので、あえて「有料テーマ」を購入してみました。
使用テーマは巷で有名なSANGO。
カスタマイズ子テーマのPORIPEも購入したので合計で15000円弱。
んでね・・・導入した直後は
「うわぁ・・・夢見てたこの有料テーマっぽさ!! これこれ これなんだよ!!」
って舞い上がってたんですがね。
いざ記事を書き始めようって段になって、ブログカードを貼ろうかな~なんて思ったんだけど 編集画面にブログカードみたいなボタンもなく。
おかしいなってググってみたところ「ショートコードを使って自前でサイト名とか記事名とかURLとかを組み合わせてカードを作る」というなんともレトロなブログカード(涙
他にも無料テーマであるcocoonやルクセリタスでは当たり前に装備されていた機能が・・・
- ブロックエディタ(Gutenberg)使用時の機能が貧弱
- AMP未対応
- 豊富なデザイン(ボタンや囲み枠など)も旧エディタじゃないと使えない
- カスタマイズ項目が少なく 独自性が出しにくい
- デフォルトの見出し(簡素なやつ)などを弄る場合はカスタマイザーではなくCSSを直接編集しないとダメ(無料テーマとなんら変わらない)
- 見た目重視な分 サイトのスピードなどは二の次
- 基本的に機能追加(目次など)がプラグインでの対応なのでカスタムすればするほど重くなる(COCOONなどで標準装備されてる機能なども)
ってな感じで 今まで無料テーマで当たり前にできていたことが全然できないと(涙
一瞬ヤケになって さらに15000円出資して 別の有料テーマであるJINを買おうかとまで思ったんですが、世間に出回っている「SANGOとの機能比較表」を見る限り、そこまでSANGOに比べて抜きん出ている感もなかったので踏みとどまりました(笑)
まとめ
といった感じで 記事の半数程度をWordpressに移動したわけですが
15000円払っていらんもん買ってしまうという洗礼を受けたのがワープレに移籍しての初の黒歴史となりました(笑)
まぁこれに関してはもちろん有料テーマが必要って方々も存在するんですよ。
- HTMLやCSS ましてやFTPなんて見ただけで寒気がする
- 自力でカスタマイズすると収拾がつかなくなってめちゃくちゃになってしまう
- 時間をかけてデザインとかいじりたくない。今日からゴリゴリ記事書きたいんじゃ!!
- お気に入りのあのサイトと同じようなデザインを楽に再現したい
上記の様な方々は有料テーマを使うメリットは全然あると思います
(というか私の様なパターンが少数派であって上記の様な方の割合のほうが多いのかもしれません)
逆に
- はてなでもCSSやJSゴリゴリ使ってカスタマイズしまくっていた。
- 有料テーマにあこがれて 自力で「有料テーマ寄り」にカスタムしたことがある
- GoogleのSpeed Insightで低スコアだと夜も眠れない
- ブロックエディタ慣れしたのにいまさら旧エディタに戻れない
- テーマ開発者のブログで「更新通知」が来るとワクワクしてしまい、用もないのに試したくなる
- 記事ごとに見出しやボタンを変えるほどデザインにもこだわってない。普段から強調タグやアンダーライン程度しか使わないので文字装飾やボタンなんかも種類を必要としない
- カスタマイズのブログの楽しみ方のひとつだと思っている
こんな感じの人には有料テーマは必要ないと思います。
まぁ有料テーマってのお金を払って運用している商品なわけですから、リスキーな新機能を積極的に取り入れるよりは枯れた旧機能を温存したほうが「安定」を担保できるわけですから それはそれでしょうがない・・・とは思ってるんですけども・・・・。
ということでツラツラとグチをこぼしたわけですが、これも「買った」からこそわかったことであって、買ってなければ「有料テーマって、きっとなんかすごい機能のヤバイやつ」って思ったままだったわけですし。
ちょっと高かったけど授業料だったと思って諦めることにしたいと思います。
ちなみに この記事は Cocoonに戻してから書いてます。
ブロックエディターに慣れた体にはCocoonブロックが手放せませんわ(笑)
ということですべての人に当てはまらないのはわかった上であえて言わせていただきます。
有料テーマって思ってるほど最新鋭な機能がてんこ盛りではありません。 機能面よりも「簡単にデザインできる」ことや「様々なデザインパーツを記事に差し込める」(ただし旧エディタのみ対応のパターン多し)
ある程度自分でカスタムできるスキルがある&カスタムできる時間がある人には「あえて買う必要はない」
こんな感じっすね~♪
逆に「カスタマイズとか全然やりたくないんで それっぽいデザインを金払ってでも欲しい。機能とか別にいらんし!!」って人は迷わず有料テーマ買ったらいいと思うよ!!!
ってことでワープレ本格参入の1記事目は有料テーマの愚痴でした~♪
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