IdeaPad Flex 550 実機レビュー|【適度に】なんでもできる絶妙なマシン

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今回レビューしていくのは レノボのIdeaPad Flex 550という機種。



MacBook Air(M1 chip)からの買い替えとなりますので そこらへんとの比較もまじえてレビューしていこうと思います。お付き合いくださいませ。

基本スペック

それではまず最初に基本的なスペックの説明から。

プロセッサーAMD Ryzen™ 7 5700U (1.80 GHz 最大 4.30 GHz)
初期導入OSWindows 11 Home 64bit
ディスプレイ14″ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル, 45%NTSC, 250 nit, LEDバックライト
メモリー16 GB DDR4-3200MHz (オンボード)
ストレージ1512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe
標準保証1 年間 引き取り修理
電源アダプター65W
Office ソフトウエアなし
グラフィックス(CPU内蔵) AMD Radeon™ グラフィックス
バッテリー3 セル リチウムイオンポリマーバッテリー
BluetoothBluetooth®
内蔵カメラ720p HDカメラ (プライバシーシャッター付)
指紋センサー指紋センサー
キーボードバックライト付 – 日本語
ポインティングデバイスタッチパッド + ペン (製品仕様書に記載される名称のPenが同梱されます)
ワイヤレスIEEE 802.11ac/a/b/g/n (Wi-Fi準拠) 2×2

全体的には必要にして十分なスペック。

CPUに関してはRyzen7 5700Uを搭載。このCPUがどのくらいのスペックなのかと言うと…

シングルスレッドでは AppleのM1チップに大きく水をあけられている(30%差くらい)もののマルチスレッドでは M1より8%程度高速。

そしてメモリーも16GB搭載なので「激重作業」でもしないかぎりは過不足なく使えるスペックとなっております。

外観&端子類など

まずは大きさ&重さの比較。

ideapad Flex 550MacBook Air M1
321.5mm304.1mm
奥行き217.5mm212.4mm
高さ17.9mm16.1mm
重さ1.5kg1.29kg

幅が+17mm。奥行が約+5mm。高さが+1.8mm。重さが約200g。
ideapadの方が大きく重くなっています。MBAが13インチ、ideaPadが14インチですのでこのくらいの差。
MacBook Airの画面縦横比が16:10なのに対し ideapad Flex 550のアスペクト比は16:9なので Air比で画面の縦はあまりかわらないけれど 横が伸びたくらいのサイズ感となっております。

それではまず天板から。
レノボのノーパソはThinkPadにしてもideapadにしても飾り気一切なしの「一枚板」といった外見。ただし 2in1なので 可動域を広く取るためにヒンジ部分は独特の形状になっています。

いわゆる「ノートパソコン」状態にするとこんな感じ。15インチになるとテンキーが装備されるのですが この機種は14インチなのでテンキーはなし。個人的にはテンキーがあると画面のセンターでタイピングできないので 実はない方が好みです(笑)
ちなみに 画面は光沢液晶なので映り込みはかなりのもの。画面が暗転した際などには突然自分の顔が鮮明に映るのでそれが嫌な人はアンチグレアフィルムなどを貼ったほうが良いかもしれません
(私はMacBook Airで光沢液晶になれてしまったので問題なし)

あと…素人目にはよくわからないのですが 液晶の色域が狭い(NTSC45%)らしいので 色にこだわった動画編集やイラスト用途には向かない液晶だそうです。
(一般人にとっては十分きれいな液晶ですがw)

画面開閉の可動域は広いので こんな状態で真っ平らも可能。対面で説明するときなんかは便利そうな角度ですね。

2in1なので 180度以上(通称逆パカ)も可能。180度を超えた時点でタッチパッドとキーボードは無効になるので 持ったときに押してしまって誤動作みたいな事にはなりません。

左サイドは奥から

  • 電源コネクタ
  • HDMI
  • USB-C (PD 対応)
  • マイク・ヘッドホンコンボジャック

右サイドは奥から

  • USB3.0×2
  • 4 in1 カードリーダー
  • 電源ボタン

端子類はこのサイズの用途としては必要にして十分かと?
足りなければ USB-Cのハブでも接続すればよいわけですし そもそも色々つなぎまくりたいなら デスクトップや大型ノートを選べば良いわけですし😀

そして特筆すべきは!!
マイクロソフトのSurfaceあたりではオプションであるスタイラスペンが付属しています。Surfeceペンと同じく単6電池での駆動なのは好みの分かれるところですが 充電式の場合必ず「バッテリー寿命」が存在するので 「電池さえ取り替えれば半永久的に使える」電池式も意外に需要はあるんじゃないかと思っております。
ちなみに黒いのはペンホルダー

USB端子を一個つぶしてペンホルダーとして使うというなかなか思い切った仕様。
す~ごく邪魔かつダサい見た目なんですが 据え置きで使ってると意外にこの配置が使いやすいのが悔しいところ(笑)
まぁ…普通にペン立てに収納して USBを有効活用した方が良いと思います…

キーボードは右の方が幾分 窮屈な感じではありますが ブラインドタッチで誤爆するほどの窮屈さではなく 15インチのテンキー付きノートなどより 配置には余裕がある感じ。
ThinkPadなどのはさすがに負けますが キーストロークもそこそこ深いのでどちらかといえば打ちやすい部類に入るキーボードだと思います。
(個人的にはMacBook Airのキーボードより好き)

実際の処理能力

動画編集

3分35秒のフルHD動画に フル尺で字幕を入れてレンダリング。ソフトはDavinci resolveにて。

2分50秒でフィニッシュ。

速いのか遅いのかひとそれぞれだとは思いますが 個人的には全然許容の処理能力です。

ゲーム

実際にWindows版ダークソウルをプレイした際のFPSがこちら


フルHDでグラフィック設定はすべてデフォ。
序盤の洞窟内でだいたい40FPS前後な感じ。

設定落とせばもうちょいFPSあがりそうなので…まぁ 中程度のグラフィックだったり FPSを必要としないシミュレーション系であれば普通にプレイできる処理能力かと思われます。
ドラクエ系やシヴィライゼーションなどは全然余裕ですが最新のFFシリーズなどは厳しいくらいの処理能力。

イラスト

付属のペンに関しては「傾き検知に対応していない」以外は Surfaceのペンの描き味に似ている感じ。
ApplePencilの様な「ガラス面に箸で描いているような感覚」ではなく きっちり粘りのある描き味。

ペンの仕様上SAI系などとは相性が良くないようですが ClipStudioあたりであれば問題なく描画可能。

実際イラストを描いている人の動画を貼っておくので参考にどうぞ。

まとめ

そんな感じで総合的な感想としては

  • 日常的に4K動画を編集しまくる動画編集者
  • e Sportsなどで一瞬の判断を求められるゲーマー
  • ゴリゴリのイラストレーター
  • 色にこだわって写真のRAW現像がしたい

上記の様な方々には向かない機種ですが

  • フルHD解像度に簡単なトランジションと字幕程度の編集しかしない
  • 趣味程度に軽めのゲームしかやらない
  • 挿絵程度の簡単な絵が描ければ良い
  • あまりこだわらない一般的な趣味程度の写真現像
  • WEB閲覧・動画視聴・Office系・画像編集などなど

このくらいの方々ならまったく処理能力に不満は起こらないだけの性能なマシンといった感じです。

まとめると…

すごいことやろうとしなければ十分な性能

って感じですね(小並感w

Amazonで買うよりレノボ公式で買いましょう

最後に これだけはお伝えしておきます。

この機種に限らず レノボのパソコンはAmazonで買うことができますが…

基本的にはレノボ公式ストアで 頭のおかしい値引き率の セールを高頻度で行っており Amazonで買うより数万円安い場合がほとんどです。

実際リンク先にに飛んでもらって 見比べてもらえればわかると思いますが
(下記リンクの4つのボタンから各ショッピングサイトやLenovo公式の価格が確認できます)


ちなみに私が購入した時は

  • Amazonで10万5000円くらい
  • レノボ公式ストアで8万7000円くらい

で 約18000円くらいの差がありました。時期によってはそこまで差がない場合もありますが セール時を狙えばかなりお得にゲットできる可能性もありますので頻繁にチェックしてみてくださいね~♪

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