一人で映画を見に行くのは超久々。
子供らの付き合いで ズートピアとかアナ雪は見に行ったことはありあますが、一人で観に行ったのはクリスティーナ・アギレラ主演のバーレスク以来だった記憶が。
えんとつ町のプペル
ということで公開の翌日である12月26日。えんとつ町のプペルを観に行ってまいりました。
数年前であれば「西野亮廣の絵本が原作の映画」なんて観に行くなんて夢にも思っていなかったわけですが
- Youtubeでカジサックチャンネルを見始める
- 関連動画で 西野亮廣の伝説のスピーチを見て「すげぇ!」ってなる。
キンコン西野 伝説のスピーチ「人生に失敗など存在しない」平成30年度近畿大学卒業式 – YouTube - 西野亮廣の活動のひとつ「えんとつ町のプペル」を観に行くことになる
こんな感じ。
特に西野信者ってわけではないんだけれど公開前から色んなメディアでワクワクさせまくってくれていたんで、とにかく早くみせてくれ!!!って気持ちが先走っちゃってる状態(笑)
公開初日は平日ということもあり、仕事納めなどでそこそこ忙しくて諦めていたんですけれど、冬休み一日目 速攻で見に行ってまいりました。
安心できるあたりまえの物語
これから見る人が読んでたらネタバレになっちゃうのであまり詳しくは語れませんが(というか西野本人がストーリーをあちこちで喋ってるんでいまさら感はありますがw)もう いい意味でベタなストーリー。
「信じて疑わなかった者が報われる」 という あたりまえの物語です。
昨今は裏切りやら策略やらどんでん返しやら。手を変え品を変え お客をハラハラ・ドキドキさせようとするストーリがドラマにしても映画にしても多いですけれど、プペルにおいてはみんな「まっすぐ」。
主題歌の歌詞にもある「夢を語れば笑われて、声を上げれば叩かれる」。声を上げた側、夢を語った側はもちろん真っ直ぐに夢の方を見てるのですが、笑ったり叩いたりしている側も…本当はまっすぐなんだよ…本当はね…
刺さる人と刺さらない人。両極端な評価になりそう
物語の内容はもちろんのこと、作者西野亮廣の過去はもちろん 相方のカジサックや色んな人達のエピソード。そしてもちろん自分の夢や過去や。色んなものがオーバーラップするストーリーでまぁなんてぇか。
そこらへんを知っている人には「随所に込められたメッセージ」がグイグイ刺さりまくって5回以上涙腺が崩壊する勢いで。
思わず「うぇ」って声出そうになって押し殺さないとやばいくらいの次元で泣いてましたけど おっさんの僕が(笑)
でもね。物語の序盤で 町人A(CV:カジサック)が
「上ばかり見てるんじゃねぇ!現実を見ろ!ろくな大人になんねぇぞ!」
っていうシーンがあるんですよね。
現実にもそういう人って少なからずいますし、この「えんとつ町のプペル」を見ても
「まぁ映画だからね。現実はそんなうまくいかないっすわwwww」
なんて思っちゃう人もいるんだろうし そういう人には 「良いストーリー」という感想はあったとしても「むっちゃ刺さった」って感想にはならないんだろうなぁ…って なかば諦めの感情にも似た思いを巡らせてしまいました。
まとめ
でも「現実ってうまくいかないんだ」って思って斜に構えちゃってる人も…たぶん「信じて頑張ったけど現実に潰された」って人が大半なんだと思います。
そんな人に 西野亮廣のこの言葉を贈り 今回のプペルの感想と〆させていただきます。
挑戦する人に無理だと言うのは簡単です。挑戦する人を笑って、行動する人を叩くのは簡単です。でもそれをやって何が生まれるのか。僕はこんな世界全然ドキドキしないし、僕が夢見た未来はこんなんじゃなかったんです。こんな息苦しい世界を次の世代に渡せないじゃないですか。だから夢を語れば叩かれるこの世界を終わらせに来ました
2020年は皆さん本当に大変だったと思います。ただ、作品のメッセージにも通じますが、白旗を挙げるのはまだ早すぎる。もっと可能性を探って、知らないことを勉強して耳を傾ける。まだまだやれると思いました。これからもエンターテイメントに命を捧げて頑張っていきます。ありがとうございました
今夢に向かってる人、夢を諦めた人、夢が見つからない人。
色んな人に刺さる映画だと思います。ぜひ見に行ってみてください♪
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