とまじ庵

TOMADIAの後日譚?

iPad Air 5かProかで悩んだ末にiPad miniを選んだ理由とは?

2022年3月。AppleからiPad Air 5が発売されました。

iPadでは中堅機となるAirにもついにM1チップを搭載した高性能機。

かくいう私も 購入する一歩手前まではいったのですが…

7万円超えるとProに手が届く

先代のiPad Air 4が7万円切りの価格だったのに対し、今回のAir5は約75000円。わずか5000円程度(実は為替レートのせいで円ベースでは上がっているものの実質は据え置き)の差ではありますが、お買い得感は減ってしまった印象。

そして 頭脳がM1チップになったとは言え それを支える「本体」の部分は大きな変化はないわけでして。(promotionとか4スピーカーとかはなし!)

実際のところ iPadで行う作業の範囲内で考えれば M1チップでなくとも処理能力は十分なわけでして。たとえば2018年のiPad Proあたりでも 全然サクサク動いてくれちゃいますし、Amazonの整備済み品であれば Air5と同じ価格帯で購入できてしまいます。
(おまけにストレージ多いし)

 

 

 

そんな感じだったので 新 Air5が発売されたものの、旧Proとの間で心が揺れまくってしまい、結局予約しないまま時が過ぎて発売日を迎えることになったのでありました。

実は…iPadって出番少なくない?

Appleの新製品発表会があった直後とかはテンションあがりまくっていて「あれも欲しい!これも欲しい!」モードが発動してしまうのですが、少し時間が経って賢者モードに入ると

「そういえば過去に何台もiPad買ったけど…
結局使わなくなるんだよなぁ…」

ってなるんです。

無印iPadはもちろんの事、AirもProも そしてApple Pencilも経験してきましたが 結局最終的には「スマホとノーパソで事足りちゃう」んですよ(笑

iPad自体は非常に高性能ですばらしいガジェットですが…

iPad 大きすぎ&重すぎ問題

現在販売されているiPadは miniを覗いてはすべて10インチ以上の大きさ かつ 500g程度の重さです。

これにケースを装着すれば600g程度。さらにキーボード付きケースだったりすれば1kg超えも視野に入ってきます。

この「大きさ&重さ」のiPad。しかし できる事はパソコンにはわずかに及ばず。

結局のところ「パソコンと同じくらいの大きさなのにパソコンより不便なモノ」と思ってしまったが最後! iPadの出番は家庭内でどんどん減っていき…気づけば充電もされず…どこかにひっそりと立てかけられている…なんて状態に。

もしかしたら 今これを読んでいるあなたも…そんな事態に陥ってません?

結局iPad miniがタブレットの最適解?

そんな過去の苦い思い出を振り返ってみると、いくら高性能になろうと新しい機能が増えようと「パソコンにはなれない板」の扱いになってしまうiPad。

なら 純粋に「タブレット」として使ってやればいいんじゃない?

そういうことなんですよね。「スマホをパソコン代わりに使おう」と思う人がいないのと同じ考え方で「iPadをパソコンみたいに使いたい」と考えると どうしてもどこかに無理が出てきちゃう。

タブレットに求められるのは

  • 気軽に持ち歩ける軽さ
  • ちょっとしたスペース(デスクの空きスペースや台所など)でも閲覧できる適度な大きさ
  • スマホよりは見やすい大画面
  • イライラしない程度の速度

この程度でいいんです。

動画を書き出す速度がぁ!とか リフレッシュレートがぁ!とか ノーパソを超える音響!!とか。

そんな「求められていない高機能」を載せまくっていくせいで「無用の長物化」に拍車がかかっていくんですよね。一昔前の 「日本のハイテク家電」みたいなもんです。「パンが焼ける炊飯器」なんてものもありましたが…いやご飯炊けるだけでいいよ!的な(笑)

って事で そんな「求めてない機能」を選択肢から排除した結果…。

実は数ヶ月前にApple製品から浮気をして AmazonのFire HD8を購入しておりまして。

結局 サイズ的には8インチでも全然使えるし、なんなら「取り扱いもしやすくて最高じゃん!! もうでかいタブレットいらねぇなぁ!」となりまして。
ただ「イライラしない程度の速度」って部分ではさすがに Fire HD 8のスペック不足は否めず。
(単独アプリ内の速度は申し分ないのだけれど、アプリの切替はかなり遅い)

そうなってくると…

iPad miniでいいじゃん?って事になり AirもProも買わずに miniを購入した次第。

実際 iPad miniを購入してみて

そんな感じで iPad Air 5の発売日に iPad miniを購入。

Apple Pencil(第2世代)と共に購入したので合計で75000円くらい。
Air5の場合だと本体だけで75000円ですから、無料でApple Pencilが手に入ったという計算です
(絶対違います)

現在 MacBook Airの横に鎮座していますが この配置でも圧迫感なくて良い感じ。これが10インチ超えのiPadだと結構圧迫感あるんですよね実際。

なお 「miniの小ささ」に関しては 思ってたほど気にならい印象。普段スマホを使っているので WEBページなどの閲覧時も 「文字が小さすぎる!」なんて事はありません。

漫画の見開き表示なんかも普通に読めます。画面サイズが「iPhoneを横に3つ並べたくらい」なので、普段iPhoneで漫画を読めている視力であれば無理なく読めるはず。

雑誌なんかも 縦持ちであれば普通に判読可能。Fire HD 8の場合だと 解像度が低めなので「文字のドット感」が見えちゃってかなり難読状態だったんですが iPad miniの場合は「老眼でなければ読める」くらいには鮮明な表示です。

もちろんNetFlixやYoutubeも鮮明な2K解像度で視聴可能ですし、スピーカーも横持ち時にはステレオ。おまけにそこそこ音も良いので「間近で没入感」という意味では 映像視聴端末としてはかなり高レベルです。

結局 今までiPadにたいして感じていた感想が「大きくて重いのに パソコンほどには使えない子」だったのが「小さいのにパソコンに迫るくらいは使える子」に変わった瞬間でした。

まとめ

  • 「やろうと思えば AirやPro並の作業はできる」 性能(A15 Bionic)と拡張性(USB-C)」。
  • タブレットとして使いやすい軽さと大きさ。
  • 必要十分なディスプレイとスピーカー。
  • メモ帳として最適なサイズ感(Apple Pencil使用時)

そんな感じで 「コンテンツの消費」って部分での紹介しかしませんでしたが、タブレットとしての性能面でもまったく妥協はありませんので

「ProやAirならできた事がminiではできないよぉ!!」なんて事はなく 大きさ以外は ProやAirにも太刀打ちできる機種。


いや…私の場合は「大きさ」こそがiPadのボトルネックだったわけですから ProやAirに余裕で勝っている機体ということになるわけです♪

ということで 今までの場合だと

出かける時?
でかいiPad持っていくなら 重さたいして変わらないし MacBook持ってくよね〜!

だったのが

多少不便でもこの軽さならmini持っていきま〜す。

って感じになりそうな とまじぃでした。

ほんと「ちょうどいい」感じなので 電気店などで触ってみてください。
絶対欲しくなるから気をつけてね(笑)