寒風吹きすさぶ冬真っ只中。
こんな時期はちょっと熱めの風呂に浸かりながらじっくりとYoutubeでも見つつ長風呂が最高の至福な時。
なわけですが…
ギガが減る!!
とある日 娘から言われた一言。

家でも会社でもWi-Fiつながってるしぃ、通勤中は車だからスマホ見ないしぃ!でも なんかギガが減りまくるんだよねぇ。 どうやら風呂で動画見る時にWi-Fiが不安定みたい? 知らない間にWi-Fiから4Gに切り替わって ギガ消費してるみたいなんだわぁ(´;ω;`)
たしかに以前から風呂での通信は不安定。おまけに つい最近ルーターの位置を若干変更したためにさらに不安定に。
我が家の場合 田舎の一軒家ということで 間取りが7LDK(田舎なんてそんなもんです)
2階の私の部屋に無線ルーターの親機が設置されています。

そして風呂はと言いますと。ルーターが置いてある部屋とは逆サイドの端。

風呂自体がそこそこの密閉空間な上に、風呂のお湯自体もWi-Fiの電波を吸収しやすいとのこと。
なおかつ ルーターからの距離も一階と二階の対角線上という なかなかの悪条件なので Wi-Fiが不安定なのもしょうがないわけでございまする😂
TP-Link Archer C7 はメッシュWi-Fi(OneMesh)に対応してます
もともと我が家のルーターはBUFFALO製だったのですが、去年あたりに調子が悪くなったため TP-Linkのルーターに変更。
急ぎだったんで たしかヤマダ電機で5000円くらいで買った機種。
意外に安い機種な割に通信も安定していて買ってよかったな〜と思っていたわけですが、実はこれ!今どき流行りの「メッシュWi-Fi」に対応しているのです。
メッシュWi-Fiと「Wi-Fi中継機」の違い
メッシュWi-Fiが流行りだす前はWi-Fiの電波を遠くまで飛ばしたい場合「Wi-Fi中継機」を使うのが普通でした。
このWi-Fi中継機とメッシュWi-Fiは似ていて異なるもの。
Wi-Fi中継機
親機とは接続先(SSID)が別なため、場所によって自分で接続先を変えなければならない。なので今回の様に「知らない間に親機との接続が切れている」様な場合、勝手に4Gに切り替わってしまう事を避ける用途には使えない。
また 「ただの中継機」なので 通信の交通整理は親機がすべて行うため 親機の負荷も分散できない。
メッシュWi-Fi
親機・子機(OneMeshの場合子機3台まで)全部ひっくるめて「一つの接続先」として機能する。接続先の切り替えも自動で行われるため ユーザーが「接続先」を意識する必要は皆無。
なお 各子機は親機の分身として「通信の振り分け」も行ってくれるため 接続機器が多い場合なども負荷を分散してくれ 通信速度の向上も見込まれる可能性もある。
つまり図で例えるとにするとこんな感じ?
Wi-Fi中継機の場合は 日本中 県ごとに電話番号が違うのに どこの支社に電話をかけても本社に取り次いでくれるだけ。

メッシュWi-Fiの場合は 日本中どこからでも代表のフリーダイヤルにかければ 県ごとのサポートセンターに自動で振り分けてくれる。
こういうことですね♪
間違いなくメッシュWi-Fiの方が「ユーザーが意識せず使える」分 利便性は何倍も良いわけです。
設定はアプリから簡単
TP-Linkのルーター関係の設定は「Tether」という専用アプリで行いますが、すでにTP-Linkの親機を使っていればインストール済みかと思います。

今回買ったのは3000円弱で買えるRE300という機種。コンセント直挿しタイプです。
- まずはこれをコンセントに挿します。(設定時はルーター近くのコンセントで設定し、終了後設置先のコンセントに移動したほうが楽。もちろんコンセントから抜いても設定は消えませんので安心してください)
- しばらく(1〜2分)待ってから スマホのWi-Fi設定を開き 「TP-Link_Extender」というWi-Fiに接続します。(挿してすぐだとWi-Fiが発信されていないので しばらく待ちましょう)
- Tetherアプリを起動しアプリの指示に従って設定を進めます。
- RE300用のパスワードを設定
- RE300を接続するWi-Fiを選択(既存のTP-Linkの親機のWi-Fi)
これだけです。ほんと簡単でした。
メッシュ中継機をLDKへ
ということでメッシュ中継機をLDKに設置しました。
最初は隣の「和室8畳」に設置したのですが、風呂からの距離を考えた場合LDKに設置したほうがWi-Fiの到達距離が伸びます。
TP-LinkのアプリであるTetherでも設定時に
「ここは電波が強すぎて、親機から近すぎます。もう少し親機から離したほうがWi-Fiのレンジは増えますよ」的な助言をしてくれました。いたれりつくせりのアプリです。

実際こうやって電波の強度を確認してみると 一階でWi-Fiが不安定なのは「風呂」と「最奥の和室6畳」のみということです。
ということで「Wi-Fiが安定している最遠の部屋」であるLDKへの設置が最も遠くまで飛ばせるポジションとなりまして、LDKのテレビ脇のコンセントに挿して設置完了となりました。
設置の結果は
ということで無事に設置完了。
設置前はWi-Fiキレまくり&4G化で全く安定しなかった通信速度だったわけですが。
設置後にGoogleのスピードテストを実施した結果!!!!

十分なスピードで接続できるようになったのでありました。
各社メッシュ対応機器
そんな感じで「メッシュWi-Fi」の効果は予想以上でした。
子機も2〜3000円で買えるものですし、一軒家内の端っこの方でWi-Fiが安定しない方は 物は試しで使ってみると良いかも知れません。
各社で中継機の互換性はありません(2021年冬現在)ので、各メーカー専用の中継機を使う様にご注意ください。
以下に各社のメッシュWi-Fi対応ルーター 及ぶ メッシュWi-Fi中継機の代表的な機種を貼っておきますので参考にしていただければ幸いです。
TP-Link
メッシュWi-Fi対応ルーター
メッシュWi-Fi中継機
ELECOM
メッシュWi-Fi対応ルーター
メッシュWi-Fi中継機
BUFFALO
メッシュWi-Fi対応ルーター
メッシュWi-Fi中継機
NEC
メッシュWi-Fi対応ルーター
メッシュWi-Fi中継機
専用中継機は現在発売されていないので メッシュ対応ルーターを中継機として使用。
(今後中継機も発売される予定とのこと)
I-Oデータ
メッシュWi-Fi対応親機
メッシュWi-Fi中継機
まとめ
今回 たまたま我が家のルーターがTP-Linkだったおかげで 約3000円という少額の出費でメッシュ化ができたのですが、まだまだ新しい技術ということもあり 完全対応していないメーカーや 対応機器が高価なメーカーもあったりするようです。
色々調べてみましたが NECやBUFFALOだと予算がかなりあがってしまいます。
IOデータの場合は そこまで高くはありませんが、子機がでかいのにコンセント直挿し(絶対にタップとかには挿せない大きさ😂)
そんな感じなので メッシュ化を考えてる人はルーターごとTP-Linkで揃えちゃったほうが 結果安上がりかもしれないな〜 とか思った次第でございます
以上 メッシュWi-Fiの設定や使い心地のお話でした。
じゃ!またねぇ〜♪
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