とまじ庵

TOMADIAの後日譚?

「Logicool K780 マルチデバイスキーボード」実機レビュー

今回WindowsからMacBook Airに乗り換えるにあたり、今まで使っていたK270が使えない(正確にはMac用の印字がない)ため、キーボードを新調することに。

K780を選んだ経緯や 形状が似ているK380との比較なども。

logicool K780を選んだ理由

過去にMacBookをつかっていた際にも 各メーカーの様々なキーボードを使ってきた経緯があります。

ぱっと思いつくだけでも

Anker ultra slim Keyboard

logicool K380

magic keyboard

エレコム TK-FBP102

どれも小さくておしゃれで 小洒落た感じのキーボードなんですけれども…

本格的に文章入力をするとなると いま一歩キータッチとか剛性感が足りないんですよねねぇ(涙

ましてや Windows時代に K270というそこそこ大きめでごついタイプを使っていたせいで いわゆるコンパクトなタイプのキーボードだと どこからともなく心細さが。

そんな感じでK270くらいのサイズ感でMac対応なものを探していたのですが、電気店に並んでいる リーズナブルなモノはだいたいWin専用品。

Win専用品でも ALT OptionCTRLCmd みたいな感じで読み替えれば使えないこともないわけですけれども。常時使用してもっとも身近なデバイスであるキーボードで常に「読み替え」が発生するっていうのもちょっとしたストレス。

そんなこんなでどれを購入するか悩んでいたのですが。

www.youtube.com

普段から視聴させていただいているガジェット系Youtuberである平岡さんが使っているのがK780だということだったので「うん!これにしとこw」って感じで安易に決めたってのが本当の理由です。

外観チェック

外観の方からチェックしていきましょう。キーは一般的な四角形ではなく特徴的な丸形。一見すると打ちにくそうですが…打鍵感に関しては後述します。

マルチデバイスキーボードという名の通り。下画像の白いキーで3台のデバイス間を自由に切替可能。我が家でもMacBook Airとゲーミングノート共に クラムシェルモードでデスクトップ運用する事が多いので、この切替はなかなか便利です。

そしてキーボードの奥側にはスマホやiPadなどを立てかけられるクレードルを装備。キーボード自体が875gでそこそこの重さがあるので 大画面のiPadを立て掛けてもグラつくことはありません。なお キーのマッピングに関しては自動判別されるので 使用OSが変わるたびに手動で切り替える必要もありません。

ちなみに電池寿命は最大24ヶ月(使用頻度にもよります)なので、ほぼ電池交換を意識することもなく使い続けられる高寿命です。

接続方法も ドングル方式(Unifying)とBluetooth両対応。BTで気軽にモバイル系デバイスと接続はもちろんですが、マシントラブルなどでBluetoothキーボードが接続できないような事態でも、ハードウェアキーボードとして使用できる(Unifying接続の場合)ので、BIOS設定変更などにも対処できます。

いい意味で「オールラウンダー」なキーボードと言って良いでしょう。

打鍵感など

外観チェックの項でも触れましたが、キーボードとしてはなかなか珍しい円形キー。

これのタイピング感はどうなのかって言うのが気になるところでしょう。

実は同じメーカーであるロジクールからリリースされている コンパクトキーボードであるK380も同じく円形キーボードでして、こちらも使用経験はあるのですが。

なぜかK380の円形キーボードは私の打鍵だと「誤爆」が頻発しちゃってかなり使いにくかった思い出があるんです。感覚的には「小指や薬指で打つ遠目のキーの場合、角がないので空振る」的なノリ?

ところが同じ円形キーボードであるK780だと全く誤爆がなくなる不思議。

おそらくK380はキーピッチが18mmで フルサイズよりほんの僅かに小さめなので、「脳内で補正してブラインドタッチをしている」感覚はあるんだと思います。ですので 端部のキーなどでは補正が追いつかずにミスタッチが増えると。

逆にK780はフルサイズキーボード(キーピッチ19mm)ですので「 脳内補正することもなく 正確にキーの中心を撃ち抜ける!!!」 という理屈なんじゃなかろうかと思っております。

ちなみに打鍵感もK780の方がK380よりも沈み込みが多めなので、「しっかり打った感」はこっちの方が上。

そして特筆したいのは「打鍵音の静かさ」
安いキーボードだと「チャカチャカ テケテケ」といったプラスチッキーな音がやる気を削いでくれるんですがK780の場合「スコココココ!」系の落ち着いた音なので非常に静か。

ある意味「Macbook Air」のキーボードより 静かかつシットリした打鍵感と言えばわかってもらいやすいでしょうか?

K780ってK380にテンキーついただけで たいして変わらないんでしょ?って思っている方も多いとは思うのですが、個人的な感想としては「この2機種は完全に別物」と言って良いと思います。

「コンパクト&見た目重視」カテゴリのキーボードではなく「しっかりと打てるキーボード」系ですね。

修飾キーの配置はMac実機と相違あり

ここまで褒め称えてきたK780ですが Macとは修飾キー周りの配置が異なります。

Macのキー配置はこんな感じですが

K780の修飾キーはこのような配置。

特にcontrolキーの位置が全く違うので、これを多用する方は幾分使いにくいかもしれません。私の場合は いまだMacのキー配置になれておらず 目視で確認しながら使っているので問題ありません(笑)

まとめ

といった感じで 今回は 現在我が家のMacBook Airでクラムシェル運用時のメインキーボードとして使用しているK780の紹介をさせていただきました。

2000円くらいで買えるリーズナブル系のキーボードとは打鍵感も剛性感も異なる、ちょっとだけ上のランクのキーボードと言った風合い。

電気店などでもし展示品あったら試してみてくださいまし♪